Thursday, October 17, 2013

Molokai Hoe 2013① 応援ありがとうございます



皆さん、

Facebookのページではすでにご報告させていただいていますが今年もOcean Outrigger Canoe ClubとしてのMolokai Hoeも無事終えました。

結果は日本人チーム史上最高位の38位。6時間4秒という結果になりました。

今回このような結果が残せた理由は二つあると思います。

6ヶ月を通しチーム全員が家族のような存在になったから。

Molokai Hoeというレースは世界最高級のレース。このレースに日本のチームが出場するにはハワイアン異常の努力をするのが必要だと思います。理由は結果を残すためでなくMolokai Hoeというレース、そしてKaiwi海峡をリスペクトするためです。
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ハワイアンみたいに毎日仕事後に練習できない環境にいましたがこれはなんとか6ヶ月間無理をして早朝練習をこなしてきました。6ヶ月間家族や仕事がある大人たちがほぼ週5で顔を合わせ一緒に漕ぎました。僕みたいに20代もいれば50代もいる。毎朝練習し時間を過すことによってレース当日には「一つ」になり漕ぎきることができました。

ただ漕げる人を集めて選抜チームを作るよりもクラブとしてしか作れないこのような時間が大切だと感じました。

そしてモロカイ島、ハワイの自然を感じMana(スピリット)を吸収しレースに挑めたからです。
美しい島、MolokaiではMolokai Canoe Clubにお世話になりました。数十年前のHawaiian Racer艇です

何度かKaiwi海峡を横断していますがこのレースはただのレースではなくハワイの自然と調和しないと結果が残せないレースです。今回僕たちは早いうちにMolokai入りし現地の人達、カヌークラブの人達とも交流しMolokaiの自然から沢山のMana(エネルギー)を吸収することができました。言葉にするのは難しいですがこれを感じることができたのは凄く大きかったと思います。
Molokaiではチーム撮影

今回のモロカイレポートですが一つの投稿にまとめるのは難しいので何回かに分けて投稿したいと思います。基本は週1で投稿しようと思ってます!

最後に応援してくれた皆さん、ありがとうございます!漕いでいる時になんどもなんども応援している人達の顔が浮かびました。早くゴールに到着して皆さんを安心させたいと思いました。そのおかげで去年よりもいいタイムが残せたと思います。

そしてThank you to my sponsors Spy, 2XU, Patagonia, C4 Waterman。

では次の投稿を楽しみにしてください!

Kenny Kaneko



Monday, October 7, 2013

3度目のMolokai Hoe



今夜の便でハワイに向けて出発します。
今回は個人的には3度目のMolokai Hoe。

2010(32位):
初めて参加したのは2010年。大学を卒業し3ヶ月ハワイに滞在。Kailua Canoe Clubで練習しながらOC-6のことを沢山学び2nd teamで参戦しました。パドラーとしての経験が浅い僕を変えてくれたのがこの3ヶ月。当初のKailua Canoe Clubのメンズプログラムは今振り返ってみるとかなり豪華なメンツ。今ではハワイで競技としてのアウトリガーカヌーを引っ張るパドラーが沢山いた。そのお陰か2ndチームな好成績(32位)という成績を残すことができました。




ただこの時レースを終えて思ったのはいつか日本のクラブとしてこのレースに出場してみたいと思いました。偶然とし2010年がOcean Outrigger Canoe Club設立の年でした。

2012 (59位):
Oceanが設立して3年目の2011年に初めてクラブとしてMolokai Hoeに参戦。この年はKaiwi海峡を横断したことがないメンバーがほとんどで結局国内のメンバーで人数が集まらず日本で一緒にカヌーを始めたアレックスや香港から日本に移住してきたJamesも一緒に渡る事に。

初めてクラブとしてMolokai Hoeを目指した年でしたがこの年改めて日本からチームとしてこのレースに出場することが大変かということを思い知りました。もちろんレースに出場することは簡単ですがそれなりの準備、練習を積んで参加するのは難しい。充実した練習をするには常に12人のメンバーが揃い競い合う環境も必要。メンバー一人ひとりがこの海峡を渡るために6ヶ月間時間を練習についやすことが必要。




ただ初めて日本の国旗を背負いレースに挑んだ2012。この時普段から生活をして顔を合わせたOhana(家族)と一緒に海を渡る素晴らしさ、そして2010には感じなかった「感動」をレースを終えたときに感じました。

2013:
今年はOceanとして2年目のMolokai Hoe. 個人的には3回目のMolokai Hoeになります。

去年とは違いクラブ内でも新しい仲間を加えてMolokai Hoeに出場したいというメンバーが13人いました。競争が激しいのと去年レースに出場してモチベーションが上がっていたせいかかなりいい練習ができました。

練習量や追い込みも2年目ということで自分のOC-1シーズンの時と同じような練習(朝練を含めて週5)を5ヶ月間。皆仕事前の5:45から毎朝ハードワークをしてきました。本当に頑張ってきた一人ひとりを尊敬しています。

コーチングしていても今までにないほどチーム内でのいい雰囲気を今年は感じました。今回5月からMolokai Hoeを目指していて選ばれなかったメンバーもいますが僕はオーシャンのクラブの全員がチームメートだと思っています。なので今年は日本の国旗を背負うだけでなく、Ocean Outriggerの皆の気持を背負いながらレースに挑みたいと思います。

本当に素晴らしい仲間に囲まれて幸せだと出発当日色々と振り返りながら感じています。とりあえずここからできることは順位を目指したりタイムを目指すのではなく今年メンバー一人ひとりがやってきたことを発揮し海峡を楽しむことです。

そしてここからは頑張ってきた皆の晴れ舞台。まだKaiwi海峡ではほとんど経験のない僕にステアを任せてくれた皆の為、皆が気持ちよくレースができるようにOC-1での経験を活かし僕はステアーを頑張ろうと思います。

Molokaiでの最新情報はOcean Outrigger Canoe ClubのFacebookをチェックしてください。
また今年はライブ中継もやるそうです。ライブ中継はこちらから。

そしてこの場を借りて最後にいつも支えてくれるスポンサーの皆さんに感謝の気持を。C4 Waterman, 2XU Compression Wear. そして今月から新しくサポートしてくれることになったPatagoniaSpyにも感謝です。

応援してくれる皆さん一人ひとりの気持を乗せて海峡を渡ってきます。

Kenny