Monday, December 31, 2012

2013



Happy New Year!そして明けましておめでとうございます。

去年はカヌーも私生活も盛り沢山の一年になりました。

2012年は2度目のMolokai Solo世界大会に参戦。初年度より順位を10あげて25位でフィニッシュすることができました。


Molokai Solo from
9月−10月はマウイの合宿でKihei Canoe ClubのKimokeoさんに会い今まで以上にアウトリガーカヌーで何が大切なのか感じることができました。



そしてOcean Outrigger Canoe Clubとして初のMolokai Hoe. レース自体はもちろんレースまでの6ヶ月間最高の仲間達と一緒に練習できたきとが今年一番嬉しかったです。


Ocean Outrigger Molokai Hoe 2012 from Seiya Kawamata on Vimeo.

2012年は沢山の方々からの応援、そしてサポートがあったので自分も漕ぎ続けることができました。本当にありがとうございます。

今年はMolokai Soloでトップ10入り、そしてクラブとしてもう一度Molokai Hoeに向けて皆でがんばりたいと思います。

そして私生活もより充実した一年間になればと思います。

ブログを読んでくれている皆さん、今年もよろしくお願いします!

Paddle With Aloha,
Kenny



Sunday, December 2, 2012

第1サイクル終了



昨日で第1サイクルが終了しました。

3週間と徐々に負荷をあげ今週1週間は少なめのトレーニングで体を休ませます。

速い人こそ休み方をしっているというくらい休むことは大切です。

今週は10時間10分、93.2kmでした。

7割以上は50−60%をメインとしたベースを作るステージでしたが意外と一番地味できついかもしれません。

オフの週は仕事にも集中できるのでいろんな面で充実を目指します!

Paddle with Aloha,
Kenny

Saturday, December 1, 2012

テンポ・トレーニング



明日で第1サイクルの3週目が終了です。

今週も質のいい練習ができています。テンポ・トレーニング、セミロング、リカバリーパドル、ロングパドルなどを甘く混ぜてトレーニングをしています。

今日はテンポ・トレーニングを紹介します。皆さん是非参考にしてください。

まず理解しなきゃいけないことは:

  • ロングや80%のスプリントをやっていても速くはなれません。
  • 90%を30秒以上キープするのは不可能。
  • 100%で15秒以上漕ぐのも不可能です。
これを理解することがすごく大切です。

そしてパーセンテージを性格に出すためにはハートレート・モニターを使う必要があります。

11/27のテンポ・トレーニング 赤が心拍数、灰色がスピードです
この日は90%のインターバル、80%のインターバル、70%のインターバルを取り組んだテンポ・トレーニングです。


  • 90%を磨く理由はうねりや突発的の動くを磨くため
  • 80%を磨く理由はレース中駆け引きをするときにスピードをあげれるようになるため
  • 70%を磨く理由は乳酸値よりしたの心拍数でスピードを出せるようになるため。
  • 60%を磨くのはベースを作り底のスピードをあげるためです
赤が90% 黄が80% グリーンが70% ブルーが60% グレーが50%
最初にウォームアップを60%以下でします。

その後ストレッチを入れインターバルを始めます。

ここで大切なことはその日90%、80%、70%のメニューをやるときは必ず90%のインターバルから始め70%で終わることです。

なぜかというと70%や80%をやってから90%をやっても疲労がたまって本来の90%のスピードは出ませんし追い込むことも難しくなります。しっかり体に90%の感覚とスピードを覚えさすためには最初にやらなくてはいけません。

80%や70%は多少疲労がたまっていてもスピードを出すことができます。
なので重要なのは:「一番ハードなインターバルから始める」

そしてメニューを組むときに:
  • 100%は10−15秒のインターバル。セットの間に最低インターバル数の5倍のレストタイムが必要です(10秒90%の場合は10秒が終わったら50秒60%で漕ぎレストをとります)
  • 90%は30秒ー1分のインターバル。セット間には最低1分のレストタイムが必要です(1分90%の場合は1分60%で漕ぎレストをとります)
  • 80%は1分ー2分のインターバル。セット間に最低1分60%のレストが必要です。
  • 70%は自由です。5分x5や15分70%などがおすすめです。
インターバルのメニューにパドルは止めません。すべて体を60%で動かしながらレストを取ります。

この様なとトレーニングを毎日やっても速くはなれません。一番効果的なのは上手く60%(LSTトレーニング)と混ぜることです。週に3回以上テンポ・トレーニングをするとやり過ぎでしょう。

もちろん毎週セット数インターバルの形式なども変わります。組み方によっては逆効果になってしまうのであくまでも気をつけてください!

では皆さんも練習がんばってください!

Paddle With Aloha,
Kenny

Sunday, November 25, 2012

今季初ロングパドル



今日は今季初のロングパドルでした。これからはMolokai Soloに向けて毎週日曜日はロングパドルの日になります。


平日はインターバルなどを入れながらトレーニング。そして水、土曜日は60%リカバリーパドル。日曜日は60%と70%を混ぜ合ったロングパドルです。沿岸沿いで茅ヶ崎まで。合計33kmでした。


ロングパドルをする理由は:
  1. フォームを定着させる
  2. 体を距離と長時間にならす
  3. 60−70%をうまく混ぜることで有酸素運動の持久力を磨き

ロング練習の効果です
このデータをみていただくとわかると思いますが今日は大半の練習(2時間32分)をZone 1(50-60%灰色のゾーン)かZone 2(60%-70%青色のゾーン)でパドリング。

そして最後の2時間半時点から最後の1時間はZone 3(70%-80%グリーン)Molokai Soloでも一番辛い3時間地点以降に向けて最後の1時間は少し心拍数を上げます。

今日は今年初のロングトレーニングにしては最後までバテることもなく順調でした。

これから4月に向けて時間も長く、そしてZone 3の割合も多くなりますがそれは先の話です。

今週のサマリーです。火曜日は肩が痛かったため今週は5回の練習でした。トレーニング時間は合計9時間10分。合計距離は83km。

1月になると時間と距離も増えるのでそれに向けてベースを12月も作ります。

そして来週は4週間サイクルの第3週目です。来週が終わればRest Weekです。

とりあえず明日(月曜日)は唯一練習のない日なので朝ゆっくり寝ます。

Paddle with Aloha,
Kenny


Friday, November 23, 2012

Kialoaのパドルを発注します



Kialoaといえばパドリングメーカーでは一番大手のブランド。

今ではハワイのトップチームのLanikaiやOC-1でも沢山の人が使っています。

今回欲しい人が何名かいたので他にもいればオーダーを一緒にしたいと思います。

オススメのモデルは:
Axelwood (http://www.kialoa.com/axelwood.html) 木製パドルで皆さんが使っているマッドブルックのパドルに凄く似ています。形はカーボンのAxel IIと同じです。一本目のパドルを探している人には一番オススメです。

Hollyakala
(http://www.kialoa.com/hollyakala.html) 既にパドルを持っていてより軽くてピッチも上げやすいカーボンブレードのパドルです。女性向けの形になってありハワイの女性のほとんどが使っています。OC-1ではかなり人気です。
OC-1でもOC-6でも人気のNehu DB. ハワイでトップのLanikai Canoe Clubも愛用

Nehu
(http://www.kialoa.com/paddles-gear-1/outrigger-1/hybrid-paddles.html) Lanikaiや僕たちが今年のモロカイで使ったパドルです。キャッチもよく、ピッチも上がりやすいのでOC-1, OC-6にも向いています。


他にもステアパドルやSUPパドルなどもあるので興味のある人はwww.kialoa.comをチェックしてください。

値段は表示価格+送料+関税になります。

連絡は来週までにkennykaneko@gmail.comへ連絡ください。

Thursday, November 22, 2012

Sunday, November 18, 2012

相模湾横断 (真鶴→葉山 43.35km)



今週からトレーニングを始めかなり充実した毎日を過ごすことができています。

練習、仕事、練習とスケジュール的にはパツパツに感じますが毎シーズン最初の一週間、二週間は体が慣れるまで時間がかかりますがここで自分に甘くならないことがすごく重要だと思います。

そして今週の水曜日に風が上がったので真鶴から葉山までダウンウィンドトレーニングをすることになりました。
当日のデータです

いろいろとあり感じたことも多かったのでレポートを書きます。長くなりますが今後荒れた海で漕ぎたいと思う方、読んでいただけると参考になると思います。

3日前ぐらいから予報では15-20メートルの大西と言われてました。最後の最後までリスクが多すぎて躊躇しましたが前日にSUPを漕いでいるヤクさんから誘いがかかりダウンウィンドをすることに。

普段風が上がり荒れた時にアップウィンドを漕いでダウンウィンドをするのではなく今回は陸の10km沖を通るOne Way Downwind。なにかがあった時のために備えてLeash, 予備のパドルはもちろん。ハイドレーションやエネルギー食料も準備しました。

理想はエスコートボートをつけてやるのが一番安全でベストですが日本ではなかなかエスコートを付けることもできません。

当日は朝からカヌーを車に積み真鶴へ。海岸からみても珍しいぐらい西寄りの風で風速15は沿岸部でも吹いていました。

スタートの真鶴に着くと緊張しながらカヌーをリグ。

この時重要なのは:
1: ラダーやラダーケーブルの確認
2: カヌーに傷がないか確認
3:予備のパドルをしっかり着けること
4: 携帯電話を持ち運ぶ
5: リーシュ、ライフベストなどの準備

以上がかなり重要になります。

この様に海が荒れている時は甘い気持ちで取り掛かると必ず事故は起きると思います。なのでこの様な準備は凄く大切です。

スタートしてから真鶴から離れるにつつ風が徐々に上がりました。
当日のトレーニングとしての効果です

最初は10メートル、15メートル。そして漕ぎ始めて1時間ほど経ち湘南平沖にきた時には右からのうねりが2-4メートル、風速18ぐらいでブローは20を超えていました。

うねりを乗り継ぎ時には時速24kmというスピードも出るぐらいのコンディション。

最高に楽しい反面後ろを見るとみたことのない景色でした。嵐のように海は荒れ改めて海の凄さを感じ恐怖も感じました。
心拍数は基本グリーンのZone 3. 70%の有酸素ゾーンです

それからは一度も止まらず130-150の心拍数を維持することを心掛けました。

そして2時間経った時には江ノ島沖に到着。風とうねりはさらに増し江ノ島のかなり沖にいたのでもう少し岸を漕ぎたいと思い稲村を少しめがけました。
当日のコース。江ノ島に近づき沖すぎてこわくなって岸側にくだりすぎました。本当は直線で行った方が角度できにもよかったです

インサイドにいきすぎ結局最後の7kmはサイドからの強風とうねりをくらいながら漕ぎました。

最後慣れた逗子沖にくると気が抜けたのか巨大のうねりを横からくらいカヌーから吹っ飛ばされました。

シートが外れたりしてかなり焦りました。この時唯一心拍数が170を超えました。それだけ怖かったんだと思います。

そこから気を引き締め直し無事に3時間18分で葉山に到着。

60-70%にしてはかなりいいタイムでした。体力的には全く疲れず凄くいい感じでうねりを乗り継ぐことができたと思います。

今回みたいなコンディションで相模湾をエスコート無し、そして1人で渡ったのはかなり無謀だと思います。

ただ大切なのは甘く考えて甘く見るのではなく自分のレベルを知ることだと思います。

いくら強がったり見栄をはっても自然には通用しません。自分のキャパを超えている海にでると必ず痛い目に合います。

自信を持つことも大切ですが海、そして自然と調和し尊敬することもこのようなコンディションで漕いだりクロッシングをする時は大切です。

僕の場合は「E Ho Mai」をチャンティングして力を貰います。

そして必ず1人で海に出ず複数のパドラーで出ることが大切です。

今回も最初は3人で出発しましたが他の2人がSUPで待つ方がウネリに叩かれ危なかったため僕だけゴール地点を江ノ島でなく葉山へ変更し単独で漕ぎました。

その後聞いた話だとSUPのパドルが折れ手漕ぎで江ノ島まで帰ったそうです。

なにかがあった時のために同じぐらいのスピードと技術のパドラーと海に出ることが重要です。

皆さんも荒れた海で漕ぐときは気をつけてくださいね!

Paddle With Aloha,
Kenny





























Wednesday, November 14, 2012

相模湾横断プレビュー



昨日は大西の中(風速18-24メートル)真鶴から葉山まで44kmを3時間16分で漕ぎました!

時間があるときにブログは更新します。




Kenny

Monday, November 12, 2012

始まり



今朝自分のOC-1シーズンが始まりました。

とりあえずベース作りからです。

Zone 1 (60%~70%)からZone 3(70-80%)を作っています。

今朝は初日のtempo workout. こんなにキツかったかと思うほどZone 3やZone 2もキツかったです。

徐々にですが4月に向けてがんばります。

明日は西風が強く吹く予報。

Manazuruからダウンウィンドがやりたいです!ドライバーか一緒にやってくれる人募集中です。

今日は眠くなりそう。。。

Paddle with Aloha,
Kenny



Sunday, November 11, 2012

The Dragon Run 2012 レースレポート



昨日香港で行われたThe Dragon Runのレースレポートになります。


以前のブログでも紹介しましたがこのレースはSurfskiの世界ツアーの一戦です。5年前からアウトリガーカヌーのクラスもでき今年は香港だけでなくオーストラリアの速い選手、シンガポール、カナダ、ロシア、日本などの各国からもOC-1パドラーが集まりました。

オーストラリアからは今年僕の3分後にMolokai Soloでゴールし一昨年も僕の5つ後ろでゴールしたグラムと彼の兄のトレバーがきていました。トレバーも去年のMolokai Soloでは40位。そして彼らのトレーニングパートナーでもあるネイトというパドラーもきていました。彼らはオーストラリアでも20位以内に入る選手で12月のオーストラリア選手権に向けてのトレーニング真っ最中で調子もよさそうでした。

参加者はOC-1とサーフスキーのロングコースとショートコースを合わせると200艇いたそうです。


結果を先にいうとOC-1部門で3位に入賞しました!目標のの優勝はできませんでしたがこのオフシーズンの時期に国内では味わえないレベルの高いレースに出て入賞できたのは満足です。

レースレポートを簡単にまとめたいと思います。自分で感じた課題、感想なども書き込んでいきたいと思うので時間があるときに読んでみてください。来年興味がある人は参考になると思います!
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レースコース


Dragon Runのコースはこの時期の風が吹くと北東・東からの風と南東・南からの風が吹くのでOne Wayのダウンウィンドになります。スタートはこの写真の一番上のClear Water Bayからスタートし沖にあるNine Pinsという島を回ってからダウンウィンドで岬(Kissing Whales)を回りStanley Sea Schoolでゴールします。

今回コースの距離をGPSではかり23km弱のコースになります。

レース解説はは三つに分けます(Clearwater BayからNine Pins; Nine PinsからKissing Whales;Kissing WhalesからStanley Sea School
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当日のコンディション

レース前日から季節外れの暑さが続いた香港。湿度も高くレース当日も少し動いただけで汗が止まらない感じでした。

そして期待していた風もほとんど吹かず無風。潮のながれや小さいうねりはありましたが理想のダウンウィンドコンディションからは程遠い感じでした。
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レーススタート(Clearwater Bay⇒Nine Pins)



スタートから今回のレースで優勝候補とされていたカレルとオーストラリアのライバルのグラムとサーフスキーの後ろに並びスタートのホーンがなる前に参加者全員が500mほど動き出しリスタートがかかりました。

そして並び直してから一分前の合図でまたもサーフスキーのトップ選手全員がスタート。もちろんオフィシャル艇は止めません。海外のレースでは普通のことなので僕たちもそれについていきスタート。

最初の10分ほどはいい感じでカレルとグラムと3艇並びながらスタート。身体の感覚からいうとオーバーペース気味ではなかったのですが心拍数が上がり続け早くも心拍数が自分の乳酸値以上の190台まで上がっていました。

スピードトレーニングをしている時期では170台で漕げるのですが60%の練習しかしてないせいか心拍数がさがりません。

一時グラムがカレルの前に出て行ったのに数分は付いていきカレルの前に出たが乳酸がたまりすぎてピッチが4km地点ぐらいで上がらなくなり徐々に他の二人に離されていきました。

そこからは後ろにいた日本勢のサーフスキーにもあっさり抜かれグラムの兄のトレバーにも抜かれネイトにも並ばれました。

Nine Pinsまでの最初の30分で心拍数も190台そして暑さにかなりやられ相当体力を消費していました。
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Nine Pins⇒Kissing Whales

Nine Pinsを回った段階ではOC-1 4位の位置。

Nine PinsからKissing Whalesまでが一番コースでも長く小さいうねりが少しだけ入っていました。

ただ体力消耗しすぎていたので回って10分ほど経つとネイトにも抜かれ5位へ。

抜かれた瞬間は本当に暑く心拍数をさげようとしても180台後半以下には下がらなかったので正直止めたいと思ってしまいました 笑

ただその辺りから少し複雑でしたがうねりが出てきたのでパドルの回数を減らしうねりをうまく使う事を意識。

心拍数は相変わらず下がらなかったですがうねりに乗るたびに身体を休める事ができKissing Whalesまでの半分の地点まででトレバーを抜きそこから調子がリズムが少しずつよくなりました。

Nine PinsからKissing Whalesの間でサーフスキー4-7艇、そして最後の最後にうまく崖からの跳ね返りのうねりを2・3本繋げ3位にいたネイトの前に50メートルほど出ました。
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Kissing Whales⇒ゴール

Kissing Whalesを回ると最後は5kmのフラットです。既に暑さにやられ疲労限界だったからだには相当辛かったです。

途中では鳥肌が立ちはじめ何度かパドルを止めましたが自分のフォームとテクニックを意識し逃げ切ることができました。
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結果:
OC-1 3位 総合45位 2時間2分33秒 
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今回の結果のレースで学んだ事

11月12日から始まるモロカイソロに向けた24週間の練習が待っています。

今回のレースに出場したおかげでよりトレーニングへの気合が入りました。

  • カレルは自分と同じくオフシーズンなのに速かったです。僕が重うには18歳で初めてMolokai Soloを優勝してから12年。彼はオフシーズンでもレース慣れをしていて僕と比べてもはるかに高いベースを持っていると思います。なのでハイペースであげても心拍数が上がらずペースダウンもしない。本当のベースを作るのは1-2年でなく5年-10年必要だなと感じました。

  • グラムは普段ハワイで一緒に漕ぐ時はまけた事がなかったのですがさすが12月のオーストラリア選手権のためにトレーニングしているだけあってベースとスピードワークの違いを今回は感じました。来年のMolokai Soloでは彼もトップ20を狙っていると言っていたので本当に最高な仲間、そしてライバルが増えて本当によかったです。
190cm台のネイトとグラム

  • オーストラリアのパドラーのレベルの高さを感じました。サーフスキーはもちろんOC-1もかなりレベルが高いです。今回グラムと一緒にきていたトレバーとネイトもハワイでも完全に通用するパドラーでした。今回彼らと仲良くなれたので今後はオーストラリアでトレーニングもしたいなと思いました。

自分のレースを振り返るとスピードワークや60%以上のことを全くやってなかったのが響きました。


このデータをみてもわかりますがほぼ90%以上の心拍数で2時間漕ぎきりました。

正直レースの観点からいうと問題外です。このペースだとスピードが出るはずもないし2時間漕ぎきれるはずもありません。

今年の1月からモロカイソロのレースでは80%台で漕ぐ事ができていました。理想は70%から80%台で漕ぎ続けれるベースをつくることです。

そしてスピード練習を去年の4月からやってなかったのでスタートでもすぐにバテスピードが上がりませんでした。この時期に上がらないのもしかたないと思っています。
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今回The Dragon Runに出場し沢山の事を学び明後日からの24週間に向けての課題やモチベーションも高く持つことができています。

これからは寒くなり辛い季節になりますが頑張っていこたいと思います!

皆さん応援ありがとうございました!

Paddle With Aloha,
Kenny

Friday, November 9, 2012

Hong Kong Day 1



Hong Kongに無事昨晩到着しました。

今回は市内ではなくSea Schoolというレース会場から歩いて5分もしない場所にステイしています。

香港でKamanuのレップをしているAdamのソファに泊めてもらってます。部屋はスタンリー・マーケットの中心にありますがベランダからは海が見えて最高です。

この街は白人が多くヨーロッパスタイルのカフェやレストラン、デリなどもあるので食事には困りません。

2009と2010に来た時は市内に泊まっていたので空気も食事も合わずかなりトラウマになっていたのでよかったです。

今日はSurfskiでも世界的に有名なDean Gardener, Jeremy Cotterやオーストラリアの若手選手とコーヒーを飲んだり香港、シンガポールやオーストラリアのパドラーと朝食を食べました。

昼は日本勢のサーフスキー選手とランチもしました。皆さんは飲んでなかったですがせっかくの旅行なのでコロナも一杯。

今回は新艇のPueoも貸してもらえるのでかなり楽しみです。


OC-1はカレル、アウトリガーオーストラリアのパドラーで2012年モロカイソロで29位だったグラムというパドラーとも仲良くなりました。彼と一緒にオーストラリアから来てる二人もOC-1で出場するそうです。

オーストラリアは2012のチャンピオンシップが12月にあるそうなので調子は良さそうでした。

予想以上にOC-1もコンペティターが多く明日は200人参加者がいるそうです。

明日のコンディションはイマイチらしいですがとりあえず楽しみます!もちろん全力で漕ぎ切ります。

Paddle with Aloha,
Kenny










Wednesday, November 7, 2012

Wednesday Practices



今日は朝から葉山大浜でOC-1練習!

Oceanの仲間だけでなく茅ヶ崎や鎌倉からもパドラーが来てくれて結局14艇で出発!日本で言ったらレース並みに人が揃いました。平日とは思えないです。

毎週このようにOC-1練習をこれから冬、そして4月ぐらいまではやる予定です!

OC-1はクラブ関係なくだれと漕いでもいいと思うので是非興味のある人は気軽に来て下さい!

FacebookやTwitterなどで練習時間をアップします。大人数で漕いだほうがレベルも上がるし楽しめると思いますよ!


そして今日は予報でもフラットの予定だったので葉山から鎌倉の15kmぐらいの練習の予定でした。

最初は気持ちよく今日も60%のペースで漕いでいたのですが急に西風が吹きだしうねりも良くダウンウィンドには最高な感じでした。ただ鎌倉まで行ってしまったので強烈なアップウィンドを漕ぎ最後は右斜め横、右斜め後ろからの高度なダウンウィンド。

アップウィンドではカヌーがなかなか60%では走らないので70%を意識します。そしてダウンウィンドも80%台まではあがらないようにリラックスしうねりを小刻みに乗るのを意識。

今日のデータです。アップダウンが多かったので70%台(137-157bpm)が多かったです。
このデータを見てわかるのがスピードがあがると同時に心拍数もあがります。これはうねりを乗るためにピッチを上げ身体への負担が増えてるからです。

最後のダウンウィンドのデータLap 4
これが最後のダウンウィンドのデータ。理想としては心拍数を60-70%をキープしながらこのようにうねりに乗ることですがどうしてもオフ明けなので心拍数が80%台まで上がってしまいます。60%で今後も漕ぎ続ける必要性が見えます。

今日のデータを見たい方はこちらから:Training 11/7

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そして今日も夕方SUPを漕ぎました。

前回のブログでも書きましたが来年からSUPのレースにもタイミングが会えば積極的に参戦しようと思います。

理由としてはSUPは世界的にも普及していてアウトリガーのベースがあればいい感じで漕げると思います。

もうすでに漕いでいるしサーフィンも大好きなのでやってみようと思いました。

ただ一番難しいのはトレーニングの両立。なので知り合いでOC-1でもSUPでも世界的に有名なダニー・チングに練習の両立や方法について聞いてみました。

基本かれも普段は週に5回アウトリガーのセッションをしSUP自体には週2でしか乗ってないそうです。

SUPに乗ると身体にも負担が凄くかかりハードなダメージを受けるそうです。

彼によると一昨年ぐらいからMauiのトップ選手たちもOC-1とSUPをうまく混ぜて練習しているそうです。

そしてアドバイスとしては今まで通りOC-1で練習してSUPはゆっくり板の感覚をつかみ乗ればいいと言ってました。

漕ぎ方はアウトリガーで漕ぎやすい漕ぎでいいそうです。

以前オーストラリアでも有名なTravisと話したときもSUPはレース3週間前にしか漕いでないと聞きました。

なので僕もOC-1に集中しSUPはとりあえず楽しむ程度で最初はやっていきたいと思います!
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とにかくやりたい事が多くて時間が全然足りません 笑

Paddle with Aloha,
Kenny


Monday, November 5, 2012

11/6 朝練



今朝は雨の中せいや、ほしお、だいちゃんとの練習でした。

この時期は朝起きると二度寝したくなりますよね。。。


今日の練習は10km練。最初の30分ほどは60%代の心拍数117-137を意識。最近は夏から修正した漕ぎ方が身についてきて前どうやって漕いでいたかあまりわかりません。

ただ60%で漕ぐときは感覚的にもいい感じです。1月までは60%でのスピードをあげることを意識です!

そして今週末レースがあるのでOC-1では5月以来始めてのレースペースで15分ほどは漕ぎました。

平均スピードは12-12.9kmとスピード系練習を全くしてないわりにはそこそこでしたが去年スピード系練習をしていた時期に比べると心拍数がかなり上がってしまいます。(175-182なので90%台まであがってます)

この心拍数だとこのスピードは1時間ぐらいしか維持できません。なので今年の目標は同じスピードを145-160ぐらいの心拍数で漕げるようにすることです。これができればMolokai Soloでスピードを維持し身体への普段はを減らすことができ今年や去年みたいに3時間地点でバテることを避けることができます。


そして90%に上げたときは恐らく13-15kmぐらいでカヌーが走るように4月までにはしていきます!

後今日%を上げたとき60では定着してきた漕ぎがまだ定着していないと感じました。時間はたっぷりあるのでゆっくり身体にしみつけたいと思います。

とりあえずThe Dragon Runでは180bpmぐらいで漕ぎ切るしかないですね 笑

Paddle With Aloha,
Kenny





































Sunday, November 4, 2012

Polar RC3 GPS



今週から少しづつOC-1の練習を始めました。

そして今シーズンよりトレーニングの効率を最大限に去年よりも上げるためにハートレートモニターで有名なPolar社から新しくできたGPS付きのハートレートモニター「RC3GPS」を提供していただきました。本当に感謝です。

どのような有酸素系スポーツで一番大切な心拍数をはかりトレーニングの質をあげること。これから徐々に自分の練習プログラムと一緒にブログでも紹介したいと思います。

まずこのRC3GPS、見た目的にもスマートで読みやすいです。
 練習中IakoにこのRC3をつけて自分の心拍数、時速、漕いでいる合計距離を見ながら練習します。

心拍数を測る大切さは感覚で%を決めて漕いでもそれ以上や以下の心拍数で漕いでいたら全く効果がないからです。だから毎日スプリントしたり毎日同じペースで漕いでいる人はある程度のスピードまでたどり着いたらそれ以上速くなることは難しいと思います。

ハワイでもほとんどのトップOC-1やSUPのパドラーは心拍数を測っています。速くなる一番最速の方法は「Train More」ではなく『Train Smart』です。

今週はほとんど60%で漕ぐのを意識しながら自分のパドルの質と効率をあげていきます。この時点で今年感じているのは60%(心拍数117−135)で漕いでいるときのスピードが去年のこの時期よりもあがっていること。ただこれを1月まで続けるとこの60%心拍数でのスピードがさらにあがります。
今日11月4日の練習

 そして練習後自分のRC3GPSをパソコンに繋げるとこのようにデーターが出ます。自分が漕いだ距離や細かいデーターがでます。今後自分のトレーニングメニューを1週間100%が何分、90%が何分、80%が何分、70%が何分、60%が何分と分けるときにすごく役立ちます。

 またこのようにその週の合計練習時間、距離、どの心拍ゾーンで何分漕いだかなども見れます。

この様に沢山データー分析ができます。(僕のメニューを見たい人はこちらのリンクをみてみてください:Training Result 04.11.2012 09:34)

OC-1, Surfski, SUPで今超えれない壁にぶつかっている方には是非RC3GPSはおすすめです。良いトレーニングメニューと組めばかなり効果があると思います。

とりあえず来週も60%で漕ぎHong Kongのレースに参戦するために木曜日から香港に行きます。

今回のこのレースは練習し始めて2週間目なのでレース経験をつむためにいってきます!

とりあえず今年はKamanu CompositesのPueoでレースもできますしKarel Jrを狙っていきたいと思います!

そしてこれからはSUPのレースにも積極的に参加します!詳しくはまた次回!

Paddle With Aloha,
Kenny

Monday, October 29, 2012

OC-6 done, Off to Hong Kong



昨日今年最後のOC-6レースを茅ヶ崎で終えました。

僕たちの結果からいうと3位。カヌーの滑りも悪くなかなか納得するレースができませんでした。

今年は国内3つのレースにチームとして出場し2位が二度、3位が一度。

茅ヶ崎の皆さんには完敗です!そして去年僕たちが達成できなかった3冠、本当におめでとうございます!

昨日は茅ヶ崎の皆さんのサポートがあり楽しむことができました。本当に感謝です。

ハワイに行きMauiの合宿でUncle Kimokeoなどの話を聞いて凄く感じて以来遠い場所へ漕ぐこと、そしてハワイの文化を学びチャントやブレッシングなどをすることが改めて大切だと感じ始めていました。


今回レースに参加するため葉山⇔茅ヶ崎間を往復した際に改めてアウトリガーカヌーはレースだけでなく遠くまで漕ぐ、目的地まで漕ぐということの大切さを感じました。

茅ヶ崎のマサさんの好意でカヌーを江の島まで船で引っ張ってくれるといわれましたがやっぱりアウトリガーカヌーは漕ぐことが大切で6人全員が力を合わせて家族の一員のカヌーを運ぶのが大切だと思いました。

もちろん車に乗せたりトーイングすれば便利ですけど便利な方向に走っていくと文化や本当に大切なことが失われてしまうと思います。今の社会みたいな感じですね。
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今日来年の4月21日のMolokai Soloに向けてのトレーニングスケジュールを組み始めました。とりあえず11月11日から4月21日の24週間の間に240時間漕ぐ予定で組んでいます。

去年は24週間で220時間のメニューだったのでそれより10%近く時間を増やします。

とりあえずOC-1のシーズンにもうすぐ突入!そのKick OffとしてHong Kongで開催されるThe Dragon Runに参戦してきます!

日本からは沢山のサーフスキー選手、世界各国からも沢山の選手が参戦します。OC-1では8回Molokai Soloを優勝してるKarel JRもいるのでとにかく楽しんできます!

とりあえず風邪を治します!

Paddle With Aloha,
Kenny

Thursday, October 25, 2012

Time to turn everything OFF



Molokai Hoeを終えてからもう3週間近くたちます。

Molokai Soloの時もそうでしたが年に2回ピークを合わせているレースを終えたら最低3週間は必ずオフをとるようにしています。
offの時は普段あまり時間をつくれないことをするようにしています
オフだから全く動かないわけではなく気が向いたら漕いだり、波があればサーフィンしたり、ストレッチをメインでしたりとにかく体を休めます。

特に来週からMolokai Soloに向けた25週間のトレーニングが始まるのでしっかり今のうちに体を休めるないと追い込んだ時になかなかスピードが上がらなくなってしまいます。

もちろん漕がないと「不安」だったり「スピードが落ちちゃう」とかいろいろとパドリングしていると心配になりますが私生活と同じでON/OFFがすごく大切です。

毎日スプリントやるよりも週3回スプリントやるほうがトップスピードは上がるし25週間毎週追い込んでもしっかりオフの週を作って追い込むよりは速くは絶対になれません。

よくマラソン、トライアスロン、そして有名なパドラーたちもいうのがTRAIN MOREではなく「TRAIN SMART」です。もちろん量をやるときは量もやりますが計画性が重要です。

一番難しいのが今から2月ぐらいまではほとんどがベーストレーニングなのでスピード事態は上がらないことです。練習もあまり追い込まず60%がメインになるので自分のプライドやEGOを捨てる必要があります。

ただすべては4月のMolokai Soloにピークを持ち込むためなので練習で負けたりレースで思う結果が出なくても飲み込む必要があります。

今回はしっかりオフを取れたので来週から練習が始まるのがうれしくてたまりません!

また今年も冬が来たって感じですね。


 
 
Molokai HoeでなくしてしまったKaenonHardKoreも新しいのが届いたのでテンションが上がります!いつもサポートありがとうございます!

ではとりあえず週末は今年最後のOC-6レースです!楽しみたいと思います。

Paddle With Aloha,
Kenny

Monday, October 22, 2012

お久しぶりです:Molokai Hoe 2012



Molokai Hoe 2012
久しぶりのブログになります。

Molokai Hoeを終えてハワイから帰国してからなかなかパソコンと向き合う時間がなく、ブログを更新することができませんでした。

Molokai Hoeも終え少し落ち着いたので今後もブログを更新していきたいと思います。

Molokai Hoeの報告ですが103艇中69位。6時間45分とものすごくタフなレースでした。

今までOC-1, OC-6と共に3回渡ったことのあったKaiwi海峡ですが今回は10年に1度というアップウィンドのかなりタフなレース。

スタート直後からゴールするまでDiamond Head沖にくるまでまともに乗れるうねりはなくずっとアマ側からのうねりと風。

風もエスコート艇のうねりもありフラットとは言えないチョッピーな海でした。

今回はOcean 初のMolokai Hoeとなりました。中にはこの海峡を渡ったことのあるパドラーもいたり漕ぎ始めてから6か月しかたってないパドラーもいます。20代もいれば50代もいる。サラリーマンもいれば自由人もいる。
                                     

ハワイほど環境が整ってない日本の社会の中このみんなと漕いで渡れたのは本当に幸せです。アレックスも言ってましたが今後チームメートのことを知ってるか?とだれかに聞かれると「一緒に漕いでいますよ」ではなく「一緒に海峡を渡りました」といえるほど仲が深まりました。

今後まったく同じメンツで行くことはないと思いますが今年だけでなくOceanとしては来年も再来年Molokai Hoeには出場します。つねに競い合いお互いを助け合う仲間を探しているので来年一緒に出たい人はぜひ連絡ください。

今年があったからこそ10年後、20年後もクラブとしてMolokai Hoeにでることができると思います!

まだMaui合宿のこと、今後のOC-1シーズンへの意気込みなど書きたいところですが今日はこんな感じにします!

応援してくれた皆さん、ありがとうございます!

Paddle With Aloha,


 
Kenny

Thursday, October 4, 2012

Maui 合宿終了



今夜無事Maui合宿が終わりました。
Small Wave Surfing on 7'6 Old School board

Lanaiから帰ってきた翌日はスモールサーフでサーフィンしたり"Ulalena"というハワイで一番人気のシアターショーを観に行きました。

そして昨日はMaliko Runやハワイアン文化やカルチャーを学び。。。

Ocean OutriggerのHaka
今日も軽く漕ぎHaka, Chantなどを含めて盛りだくさんの一日でした!
毎日生まれ変わるCanoe Peopleに大切な"E Ala E"@Haleakala

本当に今回の合宿はUncle Kimokeoやハワイの皆のおかげで漕ぎ以上にCanoe PeopleとしてOceanの皆が一つになり日本で3−4年漕ぐのと同じぐらいたくさんのことを学べた合宿になったと思います!

明日は新しいカヌーのブレッシングをしたあとにMolokaiへ出発します。

ここまで来たら身体をゆっくり休めてリラックスし漕ぐだけだと思います。

今回はこのMaui合宿のおかげでレースやMolokai Hoeに出場するよりもより大きいことを学べたきがします。

レースにでるのでなくCanoe Peopleには航海することが目的です。いつかハワイから日本を目指し日本からハワイをカヌーで目指したいと思います!

また沢山日本に戻ってもブログやレース会場、一緒に漕ぐ機会があれば沢山の人に今回Uncleから学んだことをシェアーしたいと思います。

Mahalo!
Kenny

(モロカイ島についたらネット環境が悪いのでFacebookを更新します。右側のバーナーからアクセスできるのでよろしくお願いします!)