Tuesday, July 24, 2012

パドルの比較-OC-1



せっかくオフシーズンでベースを作っている時期なので今年の夏から使用しているMudbrook XP BalsaとKialoa Nehu Double Bendを使い分け比較してみました。(両方ともサイズ50)

パドリングを初めて今まで沢山のパドルを使ってきました(Mudbrook Wood, Tahiti Rame, Kialoa Axel II, Makana Aliiと他)その中で色々感じて一番OC-1で漕ぐ時に使いやすいと思ったのがこの2本のパドルです。幸いなことに両方ともパドルを提供して頂いたので使い分けることもできています。

今朝は面ツルでのパドリング。OC-1で練習しました。
左がMudbrook Balsa, 右がKialoa Nehu DB

約3kmのコースを4周。毎週パドルを交代してピッチも電子メトロノームで1分間40。心拍数も120−130の間だったのでテクニックのみを意識して漕ぎました。

そしたらタイムは:
1周目(Mudbrook XP Balsa): 19分20秒 アップも入れました
2周目 (Kialoa Nehu DB): 18分26秒
3周目(Mudbrook XP Balsa): 18分29秒
4周目(Kialoa Nehu DB): 18分36秒

このタイムをみるとピッチ40で漕いでもパドル関係なくほとんどタイムが一緒です。

ただ心拍数がKialoaで漕いでいる時の方がMudbrookで漕いでいる時よりも平均で5−8高く感覚的にも最後の方は少し疲労を感じました。

Kialoaのブレードはカーボンですごく薄く、キャッチはがっしりときます。ただそれをストロークで引く際に結構負担がかかる感覚はありました。

Mudbrookは逆にキャッチでがっしりというよりもブレードも厚めなので自然にはいりパドルの重みもあるので力を抜いてストロークできる感じがしました。

ただOC-6ではキャッチが強いKialoaのパドルの方がいい感じがします。

来年4月のMolokai Soloのトレーニングを本格的に始める前(11月)までには自分に本当にどっちが合うかを見つけたいと思います。

KialoaとMudbrook共にパドルを提供して頂いていてパドルが欲しい人がいたら連絡をちょうだいということだったので興味がある方はkennykaneko@gmail.comへ連絡ください。

Paddle With Aloha,
Kenny

Sunday, July 22, 2012

Ke Alakai O Kou Mau Kupuna




今日は"Ke Alakai O Kou Mau Kupuna" の進水式でした。アウトリガーはハワイの文化なのでハワイ式の進水式を心がけます。


オーシャンアウトリガーカヌークラブができて3年。ただ速いだけでなくアウトリガーカヌーをのことを知り、ハワイの文化を学ぶというクラブの体制が今考えてみると実現できています。

この新しいカヌーと共により多くの人に本当のアウトリガーカヌーという文化、そしてスポーツとしても楽しめるようになればと思います。

今日は他のクラブからも進水式に参加して頂きました。パドラーがカヌーをきっかけに「一つ」になった瞬間でした。日本ではまだ足りない文化。このような感じでカヌーをきっかけにカヌークラブなど関係なく皆が一つになれればと思います。

そして今日は初めて2艇で練習もしました。

ビックリするこど質のいい練習ができました。

Pili AlohaとKe Alakai O Kou Mau Kupunaをきっかけに私たちはより文化、カヌーの楽しみを学びパドラーとしても成長します。

アウトリガーカヌーの魅力を感じて漕ぎたい人は是非連絡ください!(kennykaneko@gmail.com)

Paddle With Aloha,
Kenny

Thursday, July 19, 2012

進水式



明日は葉山で新しい家族の進水式をします。 このOC-6の名前はKe alakai a kou mau Kupuna。 進水式などに興味がある方、時間のある方は是非祝いに来てください。他のクラブの方、他のパドルスポーツの方、皆さんのご家族も大歓迎です。 明日葉山大浜で11時ぐらいから始めます。 よろしくお願いします! Kenny

Wednesday, July 18, 2012

リカバリードリンク



週末は海は高気圧が上がってきているせいか南風が強く吹き大荒れでした。

その中OC-6を出しダウンウィンドなどをしてMolokai Hoeに向けていい練習ができました!




そして最近は色々とリカバリーするためにどうすれば良いかを調べていました。

ハードな練習を週6でやっていると一つ一つの練習の質を上げるためにはしっかり回復してフレッシュに練習に挑むことが必要です。

もちろんスポンサーして頂いている2XUのリカバリーコンプレッションなどを着てリカバリーするようにはしています。これをしないかするかで翌日の疲労感がかなり変わってきます。

そして今まではEndurox R4というリカバリードリンクを飲んでいたのですが色々と調べたら低脂肪のChocolate Milkが一番効果があるということでした。

Triathlon, Marathon選手やバスケットボール選手、野球選手などの間でも最近はチョコレートミルクが流行っているそうです。アメリカだとコンビニやスーパーでうっていますが残念ながら日本ではチョコレートミルクというものが存在しません。

なので今日からは牛乳とHersheysチョコレートシロップを混ぜたものでリカバリーを試しています。

チョコレートミルクにはナチュラルのタンパク質、炭水化物、電解質、糖分が含まれていてバランスもいいそうです。

味も最高なので皆さん是非トライしてみてください!味も最高です!

(ちなみに週5−6でトレーニングしていないとあまりリカバリードリンクの意味はなくカロリーの取り過ぎになるらしいので気をつけてください!)

Paddle with Aloha,
Kenny

Monday, July 16, 2012

OC-6ダウンウィンドのビデオ





まだまだですがいい感じです。200kgのカヌーを六人で漕ぎうねりに乗せるとシングル艇ではなかなかわからない最高の感覚です!


Sunday, July 15, 2012

水を包む



パドルを水にいくらあてても水には勝てない。

水を包みからだの一部にする必要がある。

腕でいくらウェイトしても200kgはあがらないがスクワットだったら200kgは簡単に上がる。

など色んなことがありますが。。。

速くなれる気がします!

Kenny

Friday, July 13, 2012

Kialoa Nehu Double Bend



最近Ocean Outriggerのメンズチームでも使っているKialoaのNehu Double Bendの紹介です。

昨日Kialoaから日本のパドラー向けに6本パドルが届きました。

僕は今はKialoa Nehu Double Bendの51をOC-6用、Mudbrookのバルサパドル50をOC-1用に使っています。

両方ともいいパドルですがスタイルが全然違います。海のコンディションやパドリングスタイルによってもどっちがいいかとかはわかると思います。

今回KialoaからOC-1用のNehu DBをいただいたのでスポンサーのKaenon, Olukaiと働いているパタゴニアのステッカーを貼りました。早速ダウンウィンドで試してきます!

今日は久々にGoProつかうかなー

Paddle With Aloha,

Kenny

Wednesday, July 11, 2012

目標設定



モロカイソロを終え、3ヶ月経ち色々来年、今後の目標について考えてみました。


自分の中ではOC-1の世界大会とされるMolokai Soloが目標としてあります。世界中のトップのパドラーがピークをあわせてくるレースです。

去年初めて出場した時は20位台を狙い34位で終わり、今年はトップ20を狙い25位で終わってしまいました。毎回目標に届かないとこで終わっているのがパターン化している感じもします。

なので今年、そして今後の目標はMolokai Soloで世界トップ10に入ることです。

無理だと思う人もいると思うし目標設定が高すぎると思う人もいると思いますが僕は自分のやる気次第で可能だと思います。

計画としては日本でこの夏から年内にかけてフラットでの「漕ぎ」の技術を追求し高め、来年はMolokai Soloの3ヶ月前にハワイ入りをする予定です。確かにそのためにはお金がかかるしスポンサーを探す必要があるかもしれません。

湘南の海で漕いでいてもトップ10には絶対入れないのが事実です。いくら漕げても日々荒れた海で漕ぎ毎週末レースで競い合うことが必要です。でないと世界の舞台で結果を残すことはできません。

25位でも十分と思う人もいるかもしれないですが僕はハワイで漕げばトップ10以内に入りいずれは表彰台に立てると信じています。

なので自分の目標はモロカイソロでトップ10に入ることです。

アスリートエールというアマチュアアスリート支援サイトにも登録しているのでこの目標に協力したいというかたは是非お願いします http://www.athleteyell.jp/kaneko_kenny/

また協力したいという企業などがあれば是非kennykaneko@gmail.comへ連絡ください。

Aim for the sky

Kenny


Monday, July 9, 2012

ベース



週末Ocean Outrigger Canoe Clubで一緒に漕いでいる仲間に「モロカイ・ホエまで後3ヶ月切っていてみんなで週末練習できるのも後25回です」と言われました。 確かに後3ヶ月ということで最近のチーム練習は1時間以上をノンストップで60-70%で漕いだりすることが多いです。少しだけスピードワークもいれた練習もしています。 なんとなくモロカイホエのメンバーも決まってきて練習雰囲気も凄くいい感じです。改めて最高な仲間に恵まれているなと思います。 そしてOC-6練がない日はOC-1で60-70%を1時間以上テクニックを意識して漕いでいます。 なぜOC-1もOC-6もスピード上げず漕ぐのが大切かというと: 1) 心配数を上げずスピードがだせるような体のベースを作る 2) レースペースだとフォームが崩れるが60-70%だとテクニックを意識しながら漕ぐことに集中でき体にいいテク ニックを覚えさせる 以上が大まかな理由です。 もちろんスピードワークも大切ですがベースがあってなんぼです。 競うのも大切ですがテクニックを意識し正しく漕ぐほうがベースワークの練習では大切です。 といっても僕も負けず嫌いなんで最後はペース上げてしまいます。これはegoのせいで悪い癖です。 スピードワークでは競いベースワークでは自分に集中する。 ということでMolokai HoeだけでなくMolokai Solo 2012の練習も徐々にスタートしています! Paddle with Aloha Kenny

Tuesday, July 3, 2012

初めてのコーチング



自分は普段はOcean Outrigger Canoe Clubでコーチングやテクニックの指導をしています。メンバーに教える事はたくさんありますが正直自分の漕ぎもある程度のレベルまできているのでどう変えていいのかなかなかわかりません。

そして光栄なことに僕のOC-1の漕ぎを見てみたいとコーチが言ってくれました。

今日はオリンピックカヤックのコーチや世界一のラフティングチームTeikeiのコーチ、そしてカナディアンの選手としても全日本を何度も優勝している大河さんがプライベートで「漕ぎ」を見てくれることになりました。

アウトリガーの経験はないのですが漕ぎのプロに指導して頂きすごくいい勉強になりました。

もちろんアウトリガーカヌーは清水での漕ぎとは全く違いうねりや風などにも合わす必要があります。ただ結局基本の漕ぎ、キャッチ、力の入れ方や使い方は一緒だと思います。



実際世界でもトップのパットやダニーもレーシングあがりです。

自分もほぼ独学でハワイのパドラー達からアドバイスなどをもらって今の漕ぎに至っているのでプロから見てどう思われているかが気になりました。正直全然ダメだったらどうしようとも緊張しました。

身体の使い方、フォーム、エントリー、ストロークに関しては大河さんから好評かをいただけたので非常に嬉しかったです。

そしてエントリーはできているけど水を「掴む」感覚を教えて頂きました。

相当の負荷を付けてのドリルだったのですが決して負荷をかけて漕ぐのが目的ではなかったようです。(負荷はベイラー二つです)昔は教えてきた選手には負荷をかけて練習させていたりもしたらしいですが最近負荷で漕ぐ事はあまりしないらしいです。

スローモーションで漕ぎ、僕の漕ぎを見て頂き40分ほどマンツーマンでドリル。

そして最後にロープを外して漕いでいいと言われた瞬間、漕ぎの感覚が今までなかったようにかわりました。軽い。スムーズ。水をキャッチして「漕いでいる」のではなく水を掴んでいる感覚が3−4分でしたがつかめました。その後は魔法が消えてしまうそうです。

このドリルはキャッチができている人でないとせいかがないドリルらしいのですが個人的にはすごくためになりました。

ブレードを入れるのでもなくブレードでかくのでもない。水に対してブレードを押してしまうとパドルは水の圧に負けて水が逃げてしまうらしいです。なので水をしっかり「つかむ」そして苦さず滑らせる感覚が大切らしいです。

「水と戦っても絶対に負ける。つかむことが大切」奥深かったです。

他にも色々と話しをできましたがやっぱりプロのコーチは違う。OC-6などに結びつけるのは複数の人数で漕ぐので無理かもしれないですがOC-1だったらなんとかなりそうだと思いました。世界のアウトリガーのパドラーもここまでわかって漕いでいる人はいないだろうなと思いました。

対格差がある日本人としてこのようなテクニックを来年のモロカイソロに向けて身につけていきたいと思います!

これからは風が吹いているのでダウンウィンドです!

Paddle With Aloha,
Kenny