Thursday, December 25, 2014

Paddle Power Trainer: ベース・トレーニング



皆さん素晴らしいHoliday Seasonをお過ごしですか?

僕も今年のオフシーズンもかなり充実しています。漕ぐときはメニュー練習では無くとにかくテクニック改善や新たな漕ぎ方を身につける為に漕ぎ、今年1月から11月の間に蓄積した疲労を抜いています。

そんなオフシーズンも今週で終わり。
来週からは来シーズンに向けて「オフシーズン・トレーニング」が始まります。

「オフシーズン・トレーニング」と「オフシーズン」は何が違うのかと思う人も多いと思います。

「オフシーズン」は気が向いた時に漕いだり、気が向かなかったら漕がなかったり、食事制限が無かったり、シーズン中だと忙しくてできないことをする時期です。


「オフシーズン・トレーニング」(今後はベース・トレーニングと呼びます)はオフから来シーズンを迎える為に基盤を作る様な練習を始めることです。練習は計画的にメニュー通りにやります。強度はレース・シーズン中とは異なりますがメニューをこなすという意味では変わりません。このメニューを8週間から12週間こなすことによって新シーズンを一つ、そして2つ上のレベルで迎えることができます。

今年僕はオーストラリアのレジェンドライフセーバーであり、Molokai OahuのパドルボードチャンピオンでもあるMick DiBettaに練習メニューを一月から作ってもらいました。今までは他のコーチのメニューをこなしていましたがMickのメニューは凄く効率よく、今年はOC-1のモロカイ・ソロで16位、BOPや国内のSUPレースでも好成績が残せました。

これは2013シーズンからフォームを大幅に改善したのと練習メニューがより効果的のものだったからだと思います。

そんなMickから11月全日本が終わった際に相談を受け、彼が世界中のトップ選手や一般パドラーに販売している練習メニュー(Paddle Power Trainer) を日本語に訳してくれと頼まれました。

僕自身も日本のレベルを上げる為にKOKUA SUPでパドルクリニックをやっていたりするのでこれを日本語に訳せば日本のパドリングのレベルも大幅に上がると思いましたので訳させて頂きました。

Paddle Power Trainerで販売しているメニューは3つあります。

8週間ベース・トレーニングプログラム(初級)このメニューはレースを始めたばかりの方、または初心者や週2しか漕げない様な方の為のメニューです。

8週間ベース・トレーニングプログラム(中級):このメニューは既にパドル経験がある方におすすめのメニュー。

8週間ベース・トレーニングプログラム(上級): このメニューは既にハードな練習に普段から取り組んでいる方におすすめです。世界のトップ選手達もこのメニューをやっている人が多いです。

計画的に1週目から8週目までしっかり練習をすることはもの凄く大切です。練習は量よりも質が大切ということがMickの練習をこなしていると分かります。GarminのGPS時計にインプットして行うだけで調子も良くなり速くなっていると思います。

なによりもミックのメニューは練習量が少ないので普段お仕事している方や週3しか漕げないような方にもおすすめです。

上達する為に一番大切なのはテクニック練習メニューの質練習メニューならPaddle Power Trainer. いいテクニックを身につけたいならKokua SUP

お金はかかりますが普段時間を犠牲にして漕いでいる方ならその時間を有効に使うことが大切だと思います。いい板を買ったりパドルを買うよりもメニューが一番大切だと感じています。

皆さんも一度試してみて下さい。

Kenny


Thursday, December 18, 2014

平和な一日



今朝は前日の風の影響で波が上がっているのに期待し朝から海へ波チェック。
期待していましたが葉山は全く波が残っていませんでした。。。


なので今日は:

午前ランニング→午後カヌー→筋トレ 

ランニングの時は今まで26年間走っていたフォームや意識を改善中。漕ぎだけで無く歩き方から走り方まで改善中。漕ぎを変えるのは中々難しいので歩きから変えています。

カヌーを漕ぐときも常に一漕ぎ一漕ぎ自分の漕ぎに集中。

筋トレは今までのようにパワーを付ける筋トレでは無く、それよりも大切なところを磨く為の筋トレ。筋トレではないかもしれません。

来シーズンへの戦いはオフシーズンから始まります。オフシーズンは自分の私生活から漕ぎ方まで変える絶好のチャンスです。以前テレビのインタビューで野球のイチローも毎シーズン、オフの時期にフォームを改善していると言っていました。

今日はHappyLensの夕日

改善しないと上達はできない。皆さんもオフの時期漕ぎ方を改善したかったらパドルクリニックを受けに来て下さい。


話は変わりますが今日発売のTarzanに先日のBattle of the Paddleの記事が掲載されています。皆さん読んで下さいね!

最近は冷えているので皆さんもStay Warm!うちはちょっと早いクリスマスプレゼントということでAladdinのヒーターを買っちゃいました!



Paddle with Aloha,
Kenny

Wednesday, December 17, 2014

Tokyo Again...



今日も東京へ!12月はなんだかんだ東京に来る機会が増えています。

まずはいつもサングラスをサポートして頂いているSpyのショールームへ。
サーフィンやウィンドはワイプアウトや速い速度で落水する可能性が高い為サングラスをかけてやることはまずないでしょう。ただ海の上は太陽からの有害な紫外線と海面からの反射を受けるので眼を守るのは大切です。カヌーをやっている人は当たり前のようにサングラスを付けて漕ぎます。

SUPを漕ぐ際にもサングラスをつけることをお勧めします。

僕が愛用しているSPYのHappyLensのサングラスは有害な紫外線はブロックし、健康にいい紫外線を通します。そしてPolaroid(偏光)レンズはかなりの性能です。レンズ自体曇らないのでクルージングやレースの時もお勧めです。


その後はもう一件打ち合わせを。色々と話ができて良かったです。ありがとうございました!

明日は今日吹き続けた南西の影響で波が上がりそうです!久々にサーフィンします!

Paddle with Aloha,
Kenny



Tuesday, December 16, 2014

Kokua Christmas Race 2014: 誰でも楽しめるレース



今日は本当に寒いですね。練習するときも寒すぎて中々テンションが上がりません。
今日もSUPでフォーム練習。最近は陸でのメニューをこなしながら鏡を見て沢山素振りをしています。それを海の上で実践出来るように模索中です。

寒くても漕ぐのを楽しくしてくれるX12Pro
先週日曜日は葉山でKokua Christmas Raceを開催しました。Team Kokuaは僕と仲間がパドリングを始めた20歳の時に立ち上げたレース団体です。一番最初に開催したレースは自分たちを入れて4人の参加者しかいなかったんですが5年経った今回は72名のパドラー達が参加してくれました。

ブログで皆さんに今回のレースの報告をさせて頂きたいと思います。

Photo: Kenji Kinoshita
前日、強い南西風のせいで海は大荒れでした。当日レースを実行できるかも心配でしたが強い風は夜のうち止み、当日は無風で太陽も顔を出し最高のレース日和となりました。

今回は72名(36チーム)のSUP・アウトリガーパドラー達が葉山の海に集まりました。
レース前のPule
Photo: Kenji Kinoshita



当日はクリスマスのファン・レースということでサンタやトナカイの仮装をしてくるパドラーも沢山いました。レース直前にパドラーと関係者全員で輪を作り、安全祈願のお祈り(ハワイ後でPule)を行いました。準備ができたらOC-1ディビジョンからスタートし、その3分後にSUPディビジョンがスタート。


次々とゴールしたパドラー達はパタゴニアが提供してくれたゴミ袋を手に持ち、ビーチクリーンを始めました。ビーチクリーンをしていた皆さんからのコメントで「葉山はゴミが少ない」というコメントを頂いた時は非常に嬉しかったです。今後も海でレースを開催し、遊ぶだけでなく綺麗な海を保つ為の努力もして行きたいと思いました。



表彰式では入賞者の皆さんにパタゴニア、Sanuk, Shotz, 2XU, シュリロ(SICとFlow)の賞品をお渡ししました。そして今回はスポンサーの皆様から沢山の賞品を頂き、クリスマスだということでなるべく沢山の人に何か持ち帰って頂きたく、ジャンケン大会をしました。最終的には1名以外の参加者がプレゼントを持ち帰ることができました。協賛して頂いたスポンサーの皆様ありがとうございます。

今回のレースのエントリー費(2000円)の一部はTeam Kokuaで選出した団体に寄付させて頂きます。
パドラー達に支えられる選手達 photo: Kenji Kinoshita
今大会はエリート選手だけでなく初めてレースに参加するという方も沢山いました。高校生以下のペアも二組いました。大人の参加だけでなく、若い子達にもレースに出てほしいので今後もユースディビジョンのエントリー費は無料にしたいと思います。

このような大会を開催することができたのも皆様のお陰です。ありがとうございます。

大会の写真は下記のFacebook Pageからご覧になることができますので是非チェックしてください。


来年は下記の日程でTeam Kokua Race Seriesを開催致します。詳細は年明けに発表致しますがパドラーの皆さん日程をあけといてください!

第1戦:2月1日
第2戦:3月8日
第3戦:4月19日

Paddle with Aloha,
Kenny

Wednesday, December 10, 2014

テクニック改善の時期



本日発売の雑誌「NALU」に先日の全日本選手権の記事が掲載されています。
また、最高の板をデザインしているSICの広告も乗っています。全国展開されている雑誌なので皆さん是非買って読んでください!

今週からは週3でSUPを漕ぐようにしています。今の時期はフォームチェック改善です。
レースが少ないこの時期は次のシーズンに向けてテクニックを改善するには最適の時期です。去年も全日本を終え、3ヶ月間みっちりテクニックを改善しました。その結果、今年は去年と比べ物にならないぐらいスピードも出て結果もついてきました。

来年世界の舞台で表彰代を目指せるように、日本人の身体にあった「漕ぎ方」を研究中です。外人の真似をしても筋肉の質や体系を考えると日本人は絶対にかないません。逆に外人の漕ぎ方だと限界があるんだと今年一年やって感じました。目指すは武士道的な漕ぎですね。

そして今日新しいことを意識して漕ぎましたが驚くほどいい感覚でした。少しの間はこの感覚を身体に染み付けるようにします!

皆さんもオフシーズン中にしっかりフォームをチェックしたい方はKOKUA SUPのプライベートレッスンを一度でも受けてください。必ず新しい発見があり、来シーズン今年より気持ちよく漕げるようになりますよ。

http://www.kokuasup.com

Paddle with Aloha,
Kenny


Tuesday, December 9, 2014

東京



今週も昨日今日と東京に行きました!東京に行くとこの曲が聞きたくなります。


昨日は阿佐ヶ谷で打ち合わせ。阿佐ヶ谷は僕の通っていた大学、ICU(国際基督教大学)と同じ中央線なので久々に中央線に乗ると学生に戻った気分でした。

あの時まさか自分がこのような活動をしているとは思いませんでした。当初入学した時はUN(国連)で働きたいという夢があったり。。。ただそれから沢山の人と出会い、パドリングを始め、自分の人生は変わりました。今は全く後悔も無く、いい感じで導かれているのだなと思います。

そんなことを考えながら阿佐ヶ谷に到着し打ち合わせ。来年の活動についての打ち合わせでしたが非常にいい話ができてよかったです。
新宿のイルミネーション
その後は少し時間があったので新宿へ。新宿に行くのは3−4年ぶりだったのですが相変わらずの人でびっくりしました。本当にカフェからPeople Watchingしているだけ面白く、日本には凄く沢山個性的な人たちがいるなと思いました。ハワイに行ったら皆ビーサン、ボードショーツ、T-shirtという感じですが日本は本当に色んな人がいて面白いです。外人は日本人が同じに見えると言いますが僕は東京にいる日本人はユニークな人種だと思います。

夜は仲間たちと横浜で食事。数年ぶりに11時ぐらいまで外でゆっくりしていました。普段葉山の仲間たちと飲んだりしても始まりも早く、終わりも早いので凄くいいですね。


今日は朝トレールを走り高知からクリニックを受けに来てくれたNさんとレッスンをしたらまた都内へ。以前ブログでも紹介した方のとこへ行き身体のメンテナンスと自分が磨かなくてはいけないことを指摘して頂きました。早速明日から実践するのが楽しみです。

メンテナンスが終わったら速攻スポンサーのSanukがある恵比寿ガーデンプレイスへ!ここも中々縁がない場所でお洒落なお店やイルミネーションが凄くクリスマス気分を味わうことができました。

Sanukでは今後の話をしたり丁度展示会をやっていたのでFall/Winter 2015のコレクションを見せて頂きました。男女共に凄くCOOLなサンダルやフットウェアがありました!皆さんも是非Check it out! http://www.sanuk.jp

そんな感じの2日間でしたが東京に2日連続て行くのは久しぶりだったので新鮮でした!正直普段の生活で全く縁の無い場所ですが時々東京に行くのも楽しいなと思いました。

ただ葉山に帰ってきたら空気も気持ちよく月や空が綺麗で心が落ち着きました。やっぱりこの生活が一番好きです。常に自分の環境や日々の生活に感謝し、明日から頑張って行きたいと思います。

Paddle with Aloha,
Kenny


Thursday, December 4, 2014

Manazuru Crossing: ダウンウィンドは究極の遊び







Manazuru Crossing from Kenny Kaneko on Vimeo.

今週の水曜日に仲間たちと真鶴→江ノ島のダウンウィンドをやりました。
前日から25−30ノットの南西風が吹いていたので当日のコンディションは風だけでなく人間二人分のうねりが続いていました。

当日はOcean Outrigger Canoe Clubの仲間のセイヤとヒデがOC-1, そしてヤクさんと僕がSUPでやることになりました。ヤクさんは14フィート。僕は少し無理があるかなと思いましたが12'6のSIC Bulletでやることに。

動画を観ると「楽しそう」や「やってみたい!」と思う人も多いと思いますが今回のブログではこのようなコンディションでダウンウィンドをやる危険性について書きたいと思います。

まずは今回このコンディションの中で漕いだメンツは皆経験者です。経験者というのはOC6で何度もMolokaiのレースに出場しハワイの荒れた海でも漕いでいます。今回はエスコートボートも出ていなく完全自己責任でした。なにかがあっても沖10kmなので陸に向かって泳いで戻るのも不可能ですし途中怖くなって引き返そうとしても海が荒れ、風が吹いているので引き返すことは無理です。

このようなダウンウィンドをやる前には何百回も荒れた海に出てアップウィンドで沖にのぼり、ダウンウィンドで下る練習をする必要があります。

そして次に気をつけなきゃ行けないのはギアのチェックです。もちろんダウンウィンドは普段漕ぐときと海面も違いますし荒れているので安定して漕げる板、そしてウネリに乗った時にサーフィンしてくれる板が必要です。僕の場合は世界一のダウンウィンドボード、SICのBulletがあったので安心ですが正直普段乗っているX12Proや静水面で速いような板だったら江ノ島まで辿り着けなかったと思います。また、OC1でやるときはプラグを閉めているか、カヌーが水漏れしてないか。そして予備パドルを用意し使用しているパドルに亀裂が入っていないかなどを確かめる必要があります。

その他にもリーシュはかなり大切です。板から落ちると板は木の葉のように風に飛ばされます。なので切れないリーシュは絶対です。他にも今回のように36kmと長い距離の場合はハイドレーション、そしてエネルギージェルなどが必要となります。関東でダウンウィンドをするときは基本寒い時期に風が吹くので暑すぎるかもと思うぐらいの格好で漕ぐのがおすすめです。(僕は普段ウェットを着て漕いだりはしないのですた当日はPatagoniaのR2 Front Zip Fullsuitを着ました)

そしてなによりも大切なのは目的地を確かめてからスタートすることです。今回のように35kmもあると目的地が肉眼で見えない場合があります。そうなると感覚だけでなく万が一の為にコンパスなどを用意する必要があります。実際今回僕は江ノ島だと思って目指していた目的地が違い、相当沖のコース取りをしてしまいました。沖に流されてからコースを訂正するのはかなり大変ですので目的地に向けて漕げるようコンパスを用意することをおすすめします。
今回のコース取り

後は正直30km以上の距離を大荒れの中立って漕ぐのはかなり疲れます。最初の1時間程はウネリにのり、板の上を歩き回り凄く楽しめましたが2時間目、そして3時間は目的地が見えないのと足の疲労で楽しむよりも生き残るという感じでした。なので初めてダウンウィンドをやったりあまり経験の無い方は穏やかなコンディション、そして短い距離でやるのが一番でしょう。

ここまで書くとダウンウィンドをやることを否定してるように感じると思いますが全くそうではありません。OC-1やSUPを漕ぐ上で安全管理と無理さえしなければダウンウィンドは一番の楽しみ方だと思います。大海原を漕ぎ、ウネリと海のリズムに合わせる時間はお金にもなににも変えれません。

楽しいからこそ安全第一で漕ぐことが大切です。このように伴走艇を付けないで漕ぐことはMolokaiのレースにでるよりも危険です。逆にモロカイは伴走艇を一人一艇義務付けられるので危険性は全くありません。

また、レースなどに出場すれば他のパドラーも周りにいたりセーフティーボートが沢山でるので安全に楽しみながら経験値をあげることが出来ます。

事故があったらダウンウィンドは普及しないので皆さんも安全を確保しながら楽しんでください!

Paddle with Aloha,
Kenny

Monday, December 1, 2014

ダウンウィンドの安全管理



今朝から凄い風ですね。海も大荒れで行きている感じがします。

明日は真鶴→江ノ島のダウンウィンド(35km)をやります。仲間と一緒に外洋の大きなウネリに3時間近く乗り続けるのはアドレナリンたっぷりの贅沢な時間です。究極な遊びだと思います。

そんなダウンウィンドですが一つ間違えるとかなり危険な遊びです。ハワイなどでは安定した貿易風が吹きますが関東ではこの時期の大西の風、そして春の春一番の際は水温も低く外気も低いです。なので安全管理がかなり大切になります。

以前ダウンウィンドの安全管理について書いたブログ

少しでも「怖い」という気持ちがあるときはプライドや自信を捨てることが大切です。

これからのダウンウィンドシーズン、安全管理をしっかりして楽しみましょう!

Paddle with Aloha,
Kenny

オフだけど休めない



最近は海のコンディションが良すぎて。。。オフだけど中々じっとできません。笑

週末はいつもKokua SUPに漕ぎにきてくれている息子のソラくんがSUPを始めたいということで一緒に漕ぎました。小4とは思えないぐらい立派なこどもです。


大人と一緒に漕ぐのも楽しいけど子供と漕ぐのは本当に楽しいです。初めてなのに2.5km漕ぎきり、テクニックもいい感じでした。今後が楽しみです。

そして今日から風が吹くということでダウンウィンドに期待していましたが。。。結局思った程吹かないで終わりました。。。

でも明日からは連日15メートル近く吹く予報なのでその為のウォームアップには丁度よかったかな。

僕が普段乗っているSICのX12Proと違い、Bullet 12'6は安定感あり最高のグライド感です。
ダウンウィンドってこんなにバランス取り波乗ると楽しかったっけ?って思えるぐらいです。

ハワイのダウンウィンドシーンを9割閉めているBullet 17の小型版ですが、ダウンウィンドの時は本当に優しい乗り味で楽しめます。普通のレースボードだとどうしてもフラットでスピード出す為のボトムになっているので、ウネリに乗りスピードが上がると不安定になってしまいます。でもBullet 12'6はスピードが出た時に安定感があるプレーニング・ハルなのでうねりに乗ってもかなり安定します。

今週水曜日は35kmの真鶴ダウンウィンドの予定。大西の中漕ぐのが楽しみです!
OC-1に乗るか、SUPに乗るか、贅沢な迷いです。

また、新たな発表があります。今週中には発表できると思います。

Paddle with Aloha,
Kenny

Saturday, November 29, 2014

三日連続



ここ最近はカヌーばかり漕いでいます。
その理由は水の感覚、走らせる感覚を身体に身につける為です。

カヌーの方が速いため、キャッチで海の上を走らせる感覚や無駄が無い漕ぎを身につけやすいんです。この感覚をこの時期に高めることによって、SUPにもトランスファーし、同じ感覚で漕げればなと思います。

そして荒れていないときはの時はV1(ラダーがついていないカヌー)を漕ぐようにしています。OC-1はラダーがついていて方向などを足で操作しますがV1は全てパドルワークでコントロールします。

OC1やSUPだとフィンやラダーが付いているため、海の動きやリズムを感じるのが難しいんです。V1だとなにも付いていない分、感じることが出来るため、海を知るという意味では凄く為になります。

そして今日は風が吹き大荒れだったのでOC1でダウンウィンド。


Downwind 11/29/14 from Kenny Kaneko on Vimeo.

SUPでのダウンウィンドだとスピードも出にくくウネリを繋ぐ感覚を掴むのが難しいのですがOC1はスピードが出るのでウネリを繋ぐ感覚をつけるにはおすすめです。ただ荒れている時漕ぐには技術や知識も必要なので気をつけてください。

明日は一日晴れ。朝から夕方までKokua SUPのパドルクリニックです。パドル日和になりますように!

Paddle with Aloha,
Kenny

Thursday, November 27, 2014

久々のV1



今年のオフシーズンは体幹トレーニングに加えて姿勢の改善や重心の位置を変えたりかなり基礎的なことをやっています。




これが凄く難しいのですが板の上に乗ったりカヌーを漕ぐと分かります。



午前中にレッスンを終えその後は打ち合わせ。この時期はフォームチェックには最適に時期。海も綺麗なので皆さんにも是非おすすめです。http://www.kokuasup.com

夕方V1を1時間ちょっと漕ぎました。海面もスムーズでカヌーが滑る感覚。やっぱりこの走る感覚最高ですね。

Goproで夕日を撮影しようと思ったのですが。電池切れ。よくやっちゃうパターンです。

明日の練習も楽しみです。

Paddle with Aloha,
Kenny

Wednesday, November 26, 2014

ランチミーティング



今日はサポートして頂いてるパタゴニアの日本支社でミーティング。

今シーズンの報告や来期についての話を沢山しました。
世間一般のミーティングと言っても通常のミーティングとは違いつけ麺をガッツリ食べながらのランチミーティング。


僕も学生の頃から6年間パタゴニアで働いていた時は気づきませんでしたがこのような社風、やっぱり独特だと思います。ただ個人的にはこういうミーティングのスタイルは凄く好きです。気を使わず話せる環境の中でのミーティングなので。

その後はパタゴニア鎌倉ストアに行きました。親友のせいやや元同僚のスタッフとも久しぶりに話すことができました。帰り際には一着気になっていたオーガニックコットン製で内側にポリエステルの綿が入っている製品を頂きました。
Diamond Quilt Snap T

この製品は化繊の物と比べ素肌に着ても肌が感想しないのでこの時期着やすいですね。

そして今日からオフシーズントレーニングをスタートしました。

昨日教えて頂いた動作を身体に染み付ける為のトレーニング。そしてそれを意識したランニング。地味に効きましたが心地いい感じです。明日はこれを心がけて漕ぎます。

久しぶりにSUPでは無くカヌーを漕ごうと思います!

Paddle with Aloha,
Kenny

Tuesday, November 25, 2014

日本人らしさ



今日は早朝の便で長崎から戻りある人を訪ねて経堂へ。

去年の今頃痛めた肩と腰。今シーズンは痛みが出たり引いたりで100%のコンディションで漕げることがなかったです。

様々な整骨院や整体に行きましたがいつもその場しのぎ。

来シーズンの目標とスケジュールを立てているとこの問題を含めて身体のケア、そしてより高いバフォーマンスを引き出せる為に改善が必要だと感じました。

僕は本当に人との出会いに恵まれています。今回の周りの仲間と繋がっている先生のところへ。

色々と見ていただき身体の痛みの原因だけでなく自分の身体の改善しなくてはいけない部分。強化しなくてはいけないことを指摘してくれました。

そして他にも人間の自然治癒力、日本人の身体、歴史、強みや考え方について沢山のことを教えてもらいました。

来シーズン、そして将来世界の頂点までの道が少し見えました。

海洋民族の日本人と国技を表現するパドリングを目指します。

今後が本当に楽しみです。

Paddle with Aloha,
Kenny

Monday, November 24, 2014

Nagasaki




2日間のショートトリップでしたが長崎で楽しい時間を過ごせました。祖母や親戚との時間は最高です。


一週間の完全オフを終え、今週からオフシーズントレーニング開始です!

しかし長崎は食べ物美味しいし色々と楽しめます。

川や海に囲まれているので漕ぐにも最高かも。

Paddle With Aloha,
Kenny

Friday, November 21, 2014

Kialoa Paddles



今年の9月からElele (ハワイ語でアンバサダー)として活動させて頂いているKIALOA. デザイナーのDaveとは前から知り合いだったがアウトリガーカヌーのモロカイ世界大会での成績やSUPの活動が認められ正式に契約をすることになりました。

そのKialoaのブログで今回の全日本大会のレポートがUSサイトのブログにアップされています。(記事はこちらから)

Kialoaを知っている人は日本のSUPシーンでは少なく知らない人も多いと思います。Gerry Lopezがアンバサダーだから知っているという人がほとんどだと思います。そんなKIALOAはアウトリガーカヌー界では業界で一番多くのパドルをデザインし生産しているメジャーブランドです。

パドルのデザイナーのディブ・チャンはハワイのラニカイ育ち。子供の頃からLanikai Canoe Clubで漕いでいたチャイニーズ・アメリカンです。彼がパドルをガレージで作り始めたのは80年代。自分やパドル仲間の為にガレージで作り始めました。
20年以上Kialoaのパドルを愛用しているLanikai Canoe Club. 今年のMolokai Hoeでもハワイチームトップでフィニッシュ

調子がいいということで沢山の人たちにパドルを頼まれ始めKialoa Paddlesを設立。そのKialoaのパドルを使うLanikai Canoe Clubが90年代後半、2000年代前半にMolokai Hoeで連続優勝し、そのパドルのクオリティーの高さを証明。始め大量なオーダーにハワイでは対応出来ないためBend, Oregon州に会社と共にDaveと奥さんのMegは移住。そのKialoaのアウトリガーカヌーパドルは世界で一番売れているパドル。モロカイ海峡を渡るほとんどのクルーのステア(舵取り)パドルはKialoaのFoti Bladeでありアウトリガーを漕いでいて使ったことが無い人はいないと言っても大げさじゃないぐらいだと思います。




Support the Los Angeles Racing Dragons from Delwin Leung on Vimeo.
そしてOregonに移住してからパドルのラインアップも拡大。パシフィック・ノースウェスト(アメリカ北西部)などで盛んなDragon Boatのパドルも作り始める。今ではアメリカ代表のドラゴンボートチームのパドルも作っている。

SUPのパドルを作り始めたのはDaveの友人のGerry LopezにSUP用のパドルを作ってくれと頼まれたからだとDaveは言っていました。既にアウトリガーやドラゴンボートの開発や生産に追われていたためDaveはSUPのパドルはサーフィン用の物をメインで開発していました。アンバサダーにはスタンドアップの発展から関わってきたGerry Lopez, Mel Pu'uやAaron Napoleonなどがいます。

ただ2−3年前に工場とスタッフの人数を拡大し、SUPのレースパドルを作る余裕ができたということで2013年に初めてのSUPレースパドルHULUを開発。このパドルは人気を集めたがブレードのサイズが大きい(100sq/in)ということで2014年にHulu Small (87inch)をラインアップに追加。
左が100. 右が87

このブレードは僕も使っているがかなり今まで使っていたパドルに比べて水を掴む感覚やパドルが「生きている」感覚があります。SUPのレースは比較的短い距離を競いあうがアウトリガーカヌーの競技は数時間に渡って漕ぎ続けることがほとんどです。そんな中一番パドルで大切なのは"liveliness of the paddle"(パドルが生きているかのように感じること)パドル自体漕ぎやすくリズムも取りやすいです。
*僕が使っているやつはプロトタイプ(試作品)です。



他にもGerry Lopezの影響か環境に配慮したパドルなどの展開もあります。Insanityというパドルはカーボンでは無くPolypropyleneという素材を使っています。Polypropyleneはカーボンよりも耐久性があり価格も半額ぐらいです。そしてInsanityのブレードの半分の原料はリサイクルされたオムツです。

他にもKialoaの調整可能パドルは軽量で水も全く入りません。僕もこのLever Lockシステムで今年の8月のShonan Chigasaki Proに参戦しました。

今後Kialoaはアウトリガーカヌーやドラゴンボートのパドルを開発しつつ、2015からはレーシング用のパドルを本格的に展開します。皆さんも是非機会があれば試してみて下さい。

Paddle with Aloha,
Kenny




Thursday, November 20, 2014

オフシーズン



今日は寒かったですねー!

この時期になってもKokua SUPのパドルクリニックを受けに来てくれる人たちが沢山います。それだけパドリングは楽しく寒くても取り組みたいと思える競技だということですかね?Kokua SUPの12月スケジュールもアップしましたので皆さんご確認下さい。

今週は年に一度の完全オフ。全くパドルを握らず(レッスン意外)陸でのトレーニングもしない一日です!

なので今週は普段オフじゃないとできないことをする週なのです。

ということで生田緑地に行ってきました。






普段は毎日葉山で活動しています。オフだからと行って都内で遊んだり飲みに行ったりするのはあまり興味が無いため、オフはこうやって過ごすことが多いです。

12月14日はTeam Kokua クリスマスリレーレース!皆さんの参加をお待ちしています。
詳細はこちらから

Paddle with Aloha,
Kenny

Tuesday, November 18, 2014

ISA World Championships in Mexico



一昨日のレースを終え、風邪をひいてしまいました。1月からOC-1モロカイの練習を始め一昨日の全日本まで長い11ヶ月だったので気を抜いたら一気に疲れがきた感じです。


5月に開催されるISA SUP世界大会。各国の代表選手達が戦う、今最もオリンピックに近いと言われている団体が主催するレースです。

各国で開催される全国大会での上位2位に出場権が与えられます。

去年までは各国のトップ選手が参加していなかったり、ハワイチームが出場していませんでした。ただ昨日早速SUPRACER.comのクリスから連絡があり来年からはハワイチームの参戦、そしてSUP業界が全面バックアップする為出場した方がいいと連絡がありました。

去年は開催地がニカラグアだった為、一位だったTomoさんと行くのを見送りましたが今年は行きやすいメキシコ。旅費もニカラグアほどかかりませんし板はカリフォルニアから手配して頂けると思います。

そして世界各国のトップレーサー達も参戦し国の代表として出場できる唯一の大会なので出場したいと思います!


(この動画は去年Punta Sayulitasで開催されたレースの様子)

Paddle with Aloha,
Kenny

Monday, November 17, 2014

第3回SUP全日本選手権 



シーズン最後のレース、第3回SUP全日本選手権で優勝することができました。



今まで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。

レースの報告をする前に。

昨シーズンは一度も表彰代に立てず全日本でも2位という悔しい結果で終わりました。そこで2014に向けて作った目標が2つありました。一つは他の日本人には負けないこと。そしてもう一つは全日本選手権で優勝することでした。

今年参戦してきたレースでは1戦意外全て優勝、または日本人最高位をマークすることができました。唯一湘南茅ケ崎プロの初日のスプリントレースで沖縄の吉田竜平選手に完敗。

2014はレースだけでなく全国各地のパドラー達と出会った大切の一年となりました。気づいたら凄く恵まれたことに子供から大人まで僕のことを応援してくれる人が沢山増えていました。アウトリガーカヌーを漕ぎ始めたときから感じていましたが結果やレースよりもこの「パドルで繋がる」出会いがパドリングの一番の魅力だと今年改めて感じました。

前置きが長くなりましたが。

昨日が待ちに待った全日本選手権でした。

今回は三浦海岸でレースが開催されました。北は北海道。南は石垣島と全国各地から160人のパドラー達が集結しました。朝会場に行くと今年出会った沢山の人々と再会することが出来ました。

コンディションは北東の風が5-8メートル。海面も多少荒れコースはアップ、サイド、ダウンウィンド、沢山のターンなど面白いコース設定でした。コースの発表が当日になりターンが少し多いなと思いましたが全員の選手が同じ条件だったのでとにかくレースに集中しました。
photo:sonoko

予定通りレーススタート。今回のコンディションで10kmということは1時間10分−1時間15分のロングレースになると感じましたがスタートし最初のブイまではスピードを上げてパドリング。そこからセカンドブイまではトモ君のペースが速かったのでそれについていく感じになりました。セカンドブイをターンしたらそこからは真後ろのダウンウィンド。トモくんと荒木さんはかなりのペースで漕ぎウネリに乗せていい感じで漕いでいました。二人のペースで漕いだら2週目のダウンウィンドの時に加速出来なくなりウネリに乗れなくなると思ったので1周目は体力を温存し、身体の力を抜きながらうねりを上手く使いました。
photo: jimbo

次のブイをターンしたらそこからは右斜め後ろからのダウンウィンド。1週目はここが非常に難しかったです。ウネリに乗せてしまうとスピードは出るけどインサイドのブイまでの直線から外れてしまう。なのでうねりに乗せたら右に進み、プルアウトしなきゃいけない感じでした。これが難しく途中で落水。トップ二人は引き続き上げたペースで漕ぎ続けていました。
photo:jimbo

そして2週目に入るブイの時の差は一位の荒木さんと差は約50から100メートル。アプウィンドでこの差を縮めるのはスピードが出ない為難しいので2週目のダウンウィンドに賭け、とにかくこれ以上差が開かないように温存。我慢の時間帯が多く体力的以上に精神的に辛い時間が続きました。

ただこの辛い時間を乗り越えれた理由は浜からの応援、そしてすれ違う沢山のパドラーたちが「ケニー頑張れ」「ケニー絶対に負けるな」「諦めるな」と声をかけてくれました。一番こころに響いた言葉が「ダイブ君に優勝する姿を見せてあげて」という言葉です。

ダイブとは8ヶ月前に青島の大会で初めて会いました。本当に明るく将来はパドラーになりたいという小学生です。彼と母はいつも僕のレースの為に遠い広島から駆けつけてくれています。彼は毎日一生懸命頑張っています。そんな彼に「諦めない」姿勢を見せたかった。

漕いでいる皆さんは分かると思いますがレース終盤は何があるかわかりません。落水したり疲労によりターンの質が落ちたら体力も奪われ50メートル−100メートルの差は埋めることも可能です。

この沢山の声援を力に変え、とにかくダウンウィンドまでは上げすぎず我慢。そしてアップウィンド最後のブイをターンしたら直線のダウンウィンドでスパートをけけました。なぜレース後半のダウンウィンドで上げることに賭けていたかというとダウンウィンドは疲労が溜まり疲れてしまうとうねりに上手く乗れなくなります。そんな中、自分がフレッシュでうねりに乗れば一本のウネリで10メートル縮めることも可能です。これはアウトリガーカヌーのMolokai to Oahuでも同じです。ウネリに乗っている時は頑張って漕いでいるときよりも速いからです。

1週目と比べ風も少し落ち着きうねりもまとまっていたので凄く乗りやすかったです。温存してたのでうねりに合わせ加速し次から次へとうねりを繋げることができました。そして沖最後のブイを荒木さんが僕がターンする20秒程前でターン。

この沖のブイから岸のブイまでのダウンウィンドで荒木さんは斜め右後ろからのうねりに乗り続け岸のブイを大きく左に外したコース取りに。1週目の時にうねりに乗り続けたらブイを過ぎてしまうと確認していたので沖のブイをターンしたら僕は真っ先に内側のブイの大きく右側を目指しました。このコース取りが上手く行きインサイドブイに最初に入ることができました。ここでのコース選択が大きく勝敗を決めたと思います。

photo: jimbo
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ここから残す3ターンだと思いとりあえずターンに最初に入ることを意識。足に板が絡まりましたがこれもレースではあり得ること。荒木さんもさすがで上手く後ろについてきました。

photo: jimbo
そして最後から2番目のターンで今年海外選手になんどもやられた素早いターンからの加速でダッシュを入れました。ここで少し差が開き最後は応援してくれる皆が待ってくれているゴールへ板を持って走っていました。
photo: sonoko
最後まで追い込めるレース展開にしてくれた荒木さんに感謝。そしていつもモチベーションを上げてくれるトモ君初め今回レースに出場していた全てのパドラーにRespect&感謝です。

レースは他のスポーツとも違い人と自分自身の実力(努力、経験、判断力)が結果に現れます。サーフィンのように採点も無くスタートからゴールまで誰が一番速く到着するかを競い合うスポーツなので僕はシンプルで好きです。順位関係なく漕ぎ終わった後は感じたことの無い達成感があります。誰でも出来るので沢山の人たちにSUPレースに参加してもらえればなと思います。
photo: jimbo

今回会場、海の上、ネット上から応援してくれた全ての方に感謝の気持ちを伝えたいと思います。レース後、沢山のメッセージを頂きました。一つ一つ返すことはできませんが本当にありがとうございます。


応援してくれた沢山の子供達に「諦めない姿勢」が少しでも伝わっていればなと思います。そしてダイブに優勝する姿を見せてあげることができて本当に良かったです。

本当に僕が頑張れるのは自分の力では無く皆さんが支えてくれているからです。本当にありがとうございました。
Sonoko

Oceanの皆

そして今後も応援よろしくお願いします。

Paddle with Aloha,
Kenny