Thursday, September 26, 2013

SUP Water Marine Sports Ichinomiya Cup 2013



先週末に千葉県一宮海岸で開催されたSUPレースの大会に参戦しました。

参戦した一番の理由は国内のトップ選手達が参戦するということ。そして自分の職場でもあるパタゴニアサーフ千葉ストアに久しぶりに寄りたいなと思ったからです。

OC-6でのMOLOKAI HOEに出場するため今年の夏は思うようにSUPの
練習をすることができませんでした。レースの前週に3回乗る機会を作れたので今までの参戦してきたSUPレースに比べると準備万端で参戦することができました。参戦した種目は個人戦とチーム・パタゴニアサーフとして参戦したリレー・レースでした。

個人戦:
今回のレースはフラットウォーターでの4KM。スプリントでもなく長距離でもなく一番ペース配分が難しいレース。70人以上が参戦。

今回のレースに参戦してレース前に一番疑問に思ったのがスタートの位置。スタートラインが斜めになっていてインフレータブルの選手が一番手前。その150メートル後ろからレースボードはスタート。インフレータブルのレースボードを乗る選手がいる中このスタートハンデーは自分のレース展開方法を変えました。。

レース前に予測していたレース展開は折り返しまではトップ集団についていき流し折り返してからペースを上げ前に出る予定でした。ただ後ろからスタートするということになったので最初から飛ばし折り返しまでに追いつき帰りは必死に粘るという戦略に変更。


手前がインフレータブル、奥のオレンジが僕です。
スタートから全力で漕ぎトップを走っていてインフレータブルレースボードに乗っていた荒木さんを1/4地点で追い抜きました。ここからターンのポイントまでは僕が首位を走り荒木さんは僕の引き波で「ドラフティング」しながらターンに入りました。この時点で折り返しまでの後半は僕が2位の選手を引っ張ったので帰りの最初の半分は荒木さんの引き波に乗せていただきそこからフェアーに勝負をかけようと思いました。

そしてそこから後半の半分は首位を荒木さんと交代し自分が引っ張っただけの距離を引っ張っていただきました。清水でドラフティングすると6-7割のパワーで漕げるので最初飛ばした分少し温存して漕げました。その時始めて3人目のパドラーが僕たちのDRAFT TRAIN (ドラフトグループ)に関わっているのに気付きました。

予定通り荒木さんに引っ張ってもらってから僕は彼のドラフトから離れ真っ向勝負。ロングディスタンスでもなくスプリントでもないこの距離だとここからフィニッシュまでがかなりきついです。

左:ケニー 真後ろ:本田選手 右:荒木選手
最後の最後まで競っていましたが最終的には首位を走った二人はラストスパートをかけた本田選手を抑える事ができず総合優勝を逃しました。
ラストスパートをかけた青、本田選手
最終的には戦略で本田選手に負けてしまいました。ドラフティングは世界各国のSUPレースでも話題になっています。ただ今のところはルール違反ではないので最後までドラフティングするのもSmart Racingだと思います。ドラフティングに対する個人的な意見は引き波に乗りドラフティングするのであればどこかのタイミングで自分がハードワークをしドラフトの集団を引っ張らないといけないと思います。悔しいですが今後はこのようなことがおきないようにもっとスピードを上げどんな条件でも勝てるパドラーになりたいと思いました。まだまだSUPのレースに関しては練習不足、そして経験不足です。

結果的にはレース部門2位。スポンサーしていただいてるC4 Watermanチームが表彰台を飾りました。いい板といいパドルを使わせていただき感謝です。

リレー戦:

今回はリレーレースにTeam Patagonia Surfの一員として参戦させていただきました。メンバーはNaishライダーでもありPatagonia Surfアンバサダーの阿出川さん、そしてSUP初心者でパタゴニアアンバサダーの進士くん、そしてボディーボード日本チャンピオンの榎戸君の4人でした。

レースは一人600mx4のスラロームレース。参戦チームも多くかなり盛り上がりました!

Team PatagoniaのSUP初めてだった選手たちもさすがの身体能力で色々とありましたが無事優勝することができました。

Team Patagonia Surf

今回のレースで感じたのはSUPのレース3戦目としてやっとSUPのレース展開に慣れてきたと感じました。今まではレース展開や距離自体に負けている感じがしましたが今回は色々と考えながらレース運びができました。まだまだ練習不足ですしSUPの漕ぎも荒削りです。

Molokai Hoeが終われば来年に向けてSUPを漕ぐ時間を作っていこうと思います。

とりあえずここからは2週間後のMolokai Hoeに向けて集中していきたいと思います。

Thanks to C4 Waterman, 2XU, Spy Optics.

Paddle with Aloha,
Kenny

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