Monday, August 18, 2014

Shonan Chigasaki Pro



今週末はスタンドアップワールドシリーズの世界戦、湘南茅ケ崎プロが茅ケ崎のヘッドランドで開催されました。

スプリントレース決勝。オレンジは海外選手。黄色は国内選手

日本で初めて世界基準の大会が開催され、海外のトップ選手も数多く来日。初日は日本では馴染みないがかなりエキサイティングなスプリントレース。そして2日目は10kmのディスタンスレースが開催されました。

初日のスプリントレースは今までSUPのレースをしてきた中で一番ハードなコンディションでした。風速20ノット+吹いていて波打ち際ではサーフィンできるぐらいの風波が割れていました。コースはスタートして3ターンあるコース。なんとか決勝まで残ることができましたが決勝では最初のブイに行く途中で落水し満足できない結果になりました。



2日目のディスタンスレースも強風。20ノット近くの風が吹く中過酷なレースとなりました。自分のレースを振り返ると普段国内のレースだとスタートから引っ張る側なのに今回は追う側になったため焦りが出てしまいました。最初のブイまで行く間に前腕に乳酸が溜まりパンパンに張ってしまいました。前腕が張っていて本来の漕ぎが出来ないので最初の2周はあまりウネリに板を乗せることも出来ず海外選手には離され、TomoさんとRyoheiさんにも徐々に離されてしまいました。

2周目を終えた時に腕の張りからやっと解放され本来の漕ぎをすることが出来ました。最後はなんとか巻き返し7位。国内選手1位となりましたが海外選手との差を思い知らされました。

スプリントレースは海外選手と国内選手の差が明らかに出ました。一番目立つのがスタートのランから漕ぎ出しまでのスピード。そして荒波、割れている波の中ブイをいかに上手く回るかです。普段からこの形式のレースをしている海外のトップ選手と差がでる一番の理由はここだと思います。個人的には慣れていない形式のレースで気づかないうちに遠慮と躊躇をしていました。スタートやターンもまだまだ練習が足りません。そして技術だけでなく気持ちの問題だとも感じました。ターンで落ちるかも。スタートで遅れないかという心配がある中レースしていたら戦えるはずありません。

この不安を無くす為にはとにかく練習する必要があります。今は差がありますが死ぬほど練習すれば自信に繋がり海外の選手とも戦えると思います。


ディスタンスレースは個人的に入賞を狙っていたため残念な結果となりました。これが自分の実力です。漕ぎが上手いや速いなどとは別に海外の選手は安定していました。最初から最後まで自分自身のレース運びを崩すこと無く素晴らしいレースをしていました。自分は経験不足です。これが自分の今の実力です。ただ今後世界の舞台で戦い経験を積めば少しずつ差を縮めることができることだと思います。

主催者の皆さん、ボランティアの皆さん。このような素晴らしい大会を日本に持ってくることはもの凄く大変だったと思います。本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。今までカヌーのレースを入れたら沢山のレースに参戦させて頂きましたが選手達がここまで気持ちよく漕げるレースは初めてでした。最高の舞台を用意して頂きありがとうございます。


そして応援してくれた皆様。皆さんのお陰で自分は頑張ることができました。レース中も励ましてもらいました。今後も皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。本当にありがとうございました!

今回の大会を終えて今後自分がやらなきゃいけないことが明確になりました。目標は今までと変わらず世界一。日本人でも戦えることを世界中の人々に知ってもらいたいです。


そして来年この大会に出場する時には表彰代に立ちます。それが応援してくれている皆さん、主催者の皆さん、そして日本のパドラーの皆さんへの恩返です。

また一から。ここからがスタートです。ワクワクします。

MAHALO NUI LOA!
Kenny


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