毎週水曜日は練習のため仕事は休み。
起きて外を見たら夢のように雪が積もっていました。家にテレビもないので降ることを知らず大驚き。
漕ごうか悩みましたが練習メニューを効果的にこなすためには練習しないとと思い漕ぐことに。
気温が低いついでに吹雪で北東の風が10Mだったので漕ぐまでは本当に寒かったです。
でも思ったのが吹雪いていて寒いのは我慢すれば問題ないこと。こういう日に漕いで得ることは大きい。
そう漕いでいるとき思いました。
ハワイやオーストラリア、国内でも気温が温かい場所にいってトレーニングしているパドラーは沢山います。
そして彼らの方が環境的に恵まれているのは間違いないです。
ただ僕は彼らより環境に恵まれてないことを言い訳にはしません。
今年はとにかく今の環境でできるだけの事をすると決めたからです。だから寒くても早朝から練習、皆がボードショーツで漕いでいる中ウェット、ブーツ、ジャケット、グローブなどを着て漕いでいます。
そして今日は吹雪の中漕ぎました。消してスプリント練習ではなく60%ー70%の練習だったのでランニングでもよかったけど漕ぎました。
何故吹雪いているのに漕ぐ事に拘ったかというと自信に繋がるからです。
湘南ではワンウェイはできないしダウンウィンドも今年の冬はできる事が難しい。荒れた海で練習できてない分「心と精神面」を今年は強化したいと思いました。
去年のレース中なんどもキツくて壁にあたりました。そしてレース後思ったのが実力的に自分より速いパドラーがいても来年スタート地点にたった時は「このレースに出ている誰よりもがんばった」と思いレースに挑みたいと思いました。
もちろん僕と同じ量、そして僕以上トレーニングしている人はいます。でも僕が知っているパドラーの中で朝6時から0℃の中漕ぐ人や吹雪の中漕ぐ人、毎日フラットなのに漕ぐ人はいないと思っています。
世界で1番速いとは言えた事じゃないですが心と精神面ではダニーやカイ、誰にも負けてないと自信をもって言えます。
将来的にトップ3に入るためにはハワイに引っ越しシーズンを通して練習しなきゃいけないのはわかっています。
でもとりあえず今年の目標はこの冬の湘南で頑張りモロカイでトップ20に入ること。これならある程度の海の知識と精神的強さがあればできると思っています。
最終的にレースは結果です。大切なのはそこまでの努力とプロセス。だから毎日大切にしたいと思います。
どのスポーツでも同じです。自信は結果に繋がります。
もちろんレース当日は大荒れになるかもしれないし去年みたいにフラットになるかもしれません。フラットだったらトップ10に入れるぐらいの勢いで挑みたいと思います。
最後に僕の大好きな言葉です。
"Pain is temporary, quitting is forever"-Lance Armstrong
「痛み(苦しみ)は一時的だけど、諦めたら一生後悔する。」ーランス アームストロング
「痛み(苦しみ)は一時的だけど、諦めたら一生後悔する
本当にこの通り寒いのも一時的。でもその日その日諦めたら一生後悔すると思います。そしてレースも同じ。この気持ちさえあればいくら辛くても乗り越えれると自信を持てる。
明日も朝練、春が近づいていますね。
Paddle With Aloha,
Kenny