一つ前のブログでも書きましたが今年年内はオフシーズン。
ただ何もやらずだらだらと過ごすオフシーズンは終了。
今週からはトレーニングを再会しています。トレーニングと言ってもオフシーズントレーニングなので普段とは少し違います。
- On the water (漕ぐ)日は多くても週3−4
- クロストレーニングを入れています(トレールランニングと今後はスイミング)
- ボディーウェイトでのストレンクストレーニング
この3つを意識して週5−6でトレーニングを来月中旬までは進めます。
オフシーズン中に一番大切なのは全く体を動かさないことではなく普段とは違うアクティビティーを取り入れることです。これを海外ではmixing it upと言われています。
葉山のトレールでランニング |
レーシング、アウトリガーカヌー、サーフスキー、SUPとパドルスポーツ全で共通しますが一年中漕いでいるだけだと一定のスピード以上は速くなりません。もちろん年中同じように練習していればある一定の速さにはなれますがその上を行くことは難しいです。もちろん量も必要ですが海外でよく言われるフレーズが "It's not about how much you train. Its about how SMART you train"。 もちろん毎日漕げばカヌーや板にも慣れキャッチの感覚なども身に付きます。ある程度速くはなります。ただ次のステップとしてはスマートにスケジュールをたてメニューを組むことが重要です。
そこでオフシーズントレーニングはかなり重要になります。オフシーズントレーニングをする理由は:
- シーズンインになった時にハードな練習量に耐えれる為の体作り
- 普段あまり刺激しない体の部位を刺激する(僕の場合足)
- 心肺機能向上
一つ間違えがちなのはオフシーズントレーニング=軽めのトレーニングということです。もちろん漕ぐ時は60%以上では漕ぎませんが陸でのトレーニングはかなり追い込みます。プロのサッカー選手がシーズン前のプレシーズントレーニングではボールを使わないトレーニング中心でフィットネスを上げるのと同じです。
ここで僕が様々なスポーツ選手の話を参考にして取り入れていることを紹介します。
1)漕ぐ時は基本60%以上では漕ぎません。もちろんレースにも出ません。理由としてはシーズンが始まると嫌になるほど漕ぐことになるからです。今の時期はカヌー・板を進めるグライド感をとにかく身につけます。60%で漕ぎ体に全く負担を掛けず水の上を滑っているような感覚を身につけることを意識ています。他には基礎的なキャッチだったり自分の動作分析をします。このような基礎的なことをする理由はシーズンインになり練習メニューをこなし始めたらフォームを改善している余裕がないからです。それまでに上記のことが無意識に出来る状態を作り上げるのが理想です。
2) ランニング・スイミング
今年のオフシーズンは多めにランニングとスイミングを取り入れます。運良く葉山には素晴らしいトレールがあるので軽めに40分ー1時間を目安として走ります。上下が多い分60%で走っていても自然に心拍数の変化をつけることができます。そしてカヌーやSUPでは足腰がかなり需要なのでランニングは為になります。走れない体は漕げないと言う人もいます。心肺機能向上にも繋がります。
3)ストレンクストレーニング
基本ジムには行きません。ウェイトではなく自分の体重とメディシンボールなどを使ったトレーニングを取り入れます。一番大きな理由としてはウェイトをすることによって体を痛める可能性が高いからです。そしてウェイトだと集中的に部位をトレーニングしますが漕ぐ時は体全体を連動させて動かすのでFull Body Movementのトレーニングを取り入れています。メディシンボールを使ったFull Body Movementのサーキットトレーニングをメインでしています。
後はオフシーズン中はいろんな道具を使ってみたりシーズンインになった時に万全な体制で取り組めるように準備します。
もちろん人それぞれトレーニング方法は違いこれが絶対正しいということではないのですがもしどうトレーニングしていいか悩んでいる人がいたら是非参考にしてください。
Paddle with Aloha,
Kenny
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