漕ぐ感覚

今日はカヌーを漕ぐ感覚についての投稿です。How to paddle fastです。

皆さんは漕ぐとき水を引きますか？

引いているという方は凄く多いと思います。ただ実はしっかり水をつかんでつかんだ水を逃がしていなければ引くことはできないのです。

引くのではなく水をつかんだ位置に体、そしてカヌーを寄せるのです。

自分が走っていると考えてみてください。左足が前にでて地面に着地します。その瞬間左足を軸にして体を前へ移動しますよね？

わかりにくいかもしれないけどカヌーも同じ感覚です。前にブレードを出し引き始める前にブレードを全部入水します。入水した時の感覚はパドルコンクリートの中に入れるぐらいずっしり感じるはずです。

そこで入水したブレードを強く引くのではなく体をブレードを入水した位置に寄せるのです。

ただこの体を寄せる感覚はキャッチ、つまり水をしっかり掴めてないとわかりにくいです。

もう一度ランニングに例えますが左足を前に出し着地する前に踏ん張るとこはできませんよね？これと同じでキャッチがないと踏ん張り体を寄せることもできません。

もちろん場合に寄っては水を叩くこともありますし腕で引くこともあります。

ただどのパドルスポーツでも速い人はこの引いていません。体を寄せています。

皆さんも是非お試しくださいね。

Paddle with Aloha,
Kenny

徐々に回復

今日は一日春のように晴れましたね！

毎週水曜日なので今日はオーシャンの皆と一緒に練習でした。

今日は１時間半のリカバリーパドル。心拍数はあまり気にせず心地いいペースをキープすることを意識。

今日はかなり青い感じでした　笑

先週からたまっていた体の疲れも結構取れているので今日は気持ちよく漕げました。

合計１時間３０で１６km弱となかないかいい感じ。先週関西のパドラーに愛艇のOC-1を譲ったので今はクラブの方々のカヌーを貸していただいています。本当に感謝です。

Yさんありがとう！

夕方は愛犬のKuuipoと葉山公園でスケートボードで遊びました！笑

明日も朝練。日の出早くなれー！

Paddle with Aloha,

Kenny

Make Every Minute Count

昨日でベース作りのサイクルが終わりました。3週間のハードな練習期間を終えたので今週は練習量を少しへらしこのサイクルの疲れをとります。オフの今週が終わればいよいよ来週からスピードトレーニングの第一サイクル(3週間)が始まります。

11月から今日までベース作りの3サイクルを終え去年よりもいい感じで持久力はついた気がします。80%-100%のスピードはまだまだですがね。

そして次のスピードトレーニングからは一つ一つの練習がかなり重要になってきます。しかも一番寒い2月という時期です。

昨日のレースに終えいろいろと考えました。そして気付いたのは自分がメニュー任せになっていた事です。「このメニューをこなしていれば絶対に大丈夫」とメニュー任せになり一つ一つのトレーニングセッションへの必死さが足りなかったです。

なので明日からはリカバリーの週間だとはいえ一つ一つの練習に110%で立ち向かいたいと思います。

全ては4月21日のため。時間を大切にしたいと思います。

Paddle with Aloha,
Kenny

Kokua Series 2013: Race 1

２０１３年のKokua Seriesが今日幕を開けました！

前日、前々日と西風が強く吹いていたのでコンディションが心配でしたがレーススタート時には海が落ち着き安心してレースをスタートすることができました。

今回は２週間前の告知にも関わらず30艇の参加者が集まってくれました。参加者の皆様のご協力があってのKokua Seriesなのでありがとうございます。そして今後ともよろしくお願いします！

そして４年前にKokua Seriesを始めた時（その時は参加者４名　笑）と比べて毎年の日本のパドリングのレベルが上がっていることを肌で感じます。荒れていないコンディションであれば日本のトップもハワイで戦えるのではと思います。

さて、個人のレースを振り返ってみるとまだまだなところが沢山目立ちました。久しぶりのレース、そして短い距離のレースだったのでペース配分や自分の本来の漕ぎをレースの舞台でできなかったです。日本でも速いパドラーはいるので手応えを感じ毎レースすべてをMolokai Soloだと思い挑む必要があると思いました。

そしてレース中今までにないほど自分の漕ぎが「空っぽ」に感じました。（炭酸が抜けたコーラみたいです　笑）

ただシーズン始め、そしてこの早い時期にこのような気付き、経験ができたことは凄くよかったです。この経験が再来週のレースや自分にとって一年で一番大切なレースMolokai Soloで生きると思います。

体を休めしっかり日々の練習に向き合いたいと思います！

(刈谷さん、写真ありがとうございます）

Paddle With Aloha,
Kenny

「漕ぎ」Part 1: Physical Strength vs Technique

皆さん最近はインフルエンザや風邪が流行っていますがいかがですか？

今日は久しぶりに漕ぎについて書いてみたいと思います。

最近も海外や日本のいろんなパドリングエキスパートから理論や話を聞いています。

もちろんアウトリガーカヌー, OC-1で一番速くなるために大切なのは漕ぎではなく海と調和し海の動きを読むことです。世界一速いパドラーが全力で漕いでも波に乗っている初心者の方がスピードが必ずでるので。

ただここでは「漕ぎ」に集中したいと思います。なぜかというと日本のレースは基本フラットだからです。そして日本人のパドラーとして世界のパドラーに勝つためには「漕ぎ」をより追求する必要があります。その「漕ぎ」の完成度を高めて海の動きを読めるようになれば世界の舞台でも日本人は頂点を目指すことができると思います。

何回かに分けてブログで説明したいと思います。（恐らくSUPやSurfskiにもためになると思います）

なので第１回の今回はテクニックとフィジカル（パワー）について考えたいと思います。

皆さんは速くなるにはフィジカルとテクニックどっちが大切だと思いますか？

テクニックと思いがちな方は多いと思いますが（僕も最近までは思っていました）実はフィジカルの方が大切です。

ただ考えてみると確かにそうだなと思いました。

テクニックが完璧なのにフィジカル面が弱い人とフィジカルが凄く強くてテクニックが弱い人がレースしたらどっちが速いと思いますか？

テクニックは世界レベル

漕ぎは初心者

必ず後者が勝ちます。

なのでテクニックを磨くのは重要ですがフィジカルも重要です。

ハワイではテクニックが５０点のパドラーが多いのですがフィジカルが８０点の人が多いです。
タヒチのパドラー達はテクニック８０点とフィジカル８０点。
そして現在の日本のパドラーはテクニック４０点、フィジカル４０点。

まず海外のパドラーとの違いはここです。

まずはフィジカルをつけましょう！

＊ただある程度のパワーがつけばパワーよりテクニックが重要になりますので力だけで漕がないように気をつけましょう。

テクニックはそこまで強くないが海を読む技術とフィジカルが尋常じゃないKai Bartlett

テクニック、フィジカル両方とも強いDanny Ching. フラットだとOC-1ではダントツ世界１です。

続きはまた次の投稿で書きます！

Paddle with Aloha,
Kenny

Ocean Outrigger Canoe Club 2013年シーズン

いよいよ2013年シーズンの始まりです。クラブ説明会をやりますので興味のある方は是非話でも聞きにきてください。

2013年オーシャンではDukeが総監督、ハワイのカルチャーをクラブ員に伝えてくれます。そして僕は再びメンズチームのコーチをします。

Molokai Hoeはもちろん、楽しく漕げるシーズンにしたいと思います。

今までの活動、またクラブについてはリニューアルしたHomepageから見れますのでよろしくお願いします。(www.oceanaloha.com)

また当日5時から同じ場所で僕のMolokai Solo壮行会をしてもらうことになりました。

クラブ説明会、又は壮行会に来たい方はkennykaneko@gmail.comまで連絡ください。

＊日時　3月9日土曜日
＊時間　午後2時より
＊場所　大海荘
＊内容　2013年クラブ活動内容について
　　　　海外レース、合宿について
　　　　Molokai Hoe希望者の方への説明
また、4月からスタートする2013年度のレジストレーションも当日から行います。
2013年クラブ活動継続の方は全員更新レジストレーションをお願いします。
用紙を会場で配りますのでその日にレジストレーション可能です。
費用は2013年保険代金2000円（掛け金1850円振込手続き150円）になります。

Paddle with Aloha,
Kenny

NEW PUEO

Kamanu CompositesのPueoがリニューアルをすることが最終決定しました。

Pueoとは：
2008年にKamanu Compositesが発表したOC-1のPUEO。発売から４シーズンがたちハワイの様々なレースや２度Molokai Soloでも優勝をかざっています。日本国内の去年のOC-1レースのほとんどを見てもトップ３はいずれもPUEO。

僕自身も今マーケットにあるほとんどのOC-1を経験してきました。そして言えるのはPUEOは今までの中で一番オールラウンダーのOC-1です。フラットのコンディションではもっと速いカヌーがあるかもしれません。そしてスーパーダウンウィンドのときはもっと速いカヌーがあるかもしれません。ただPueoより全てのコンディションに対応できるカヌーはありません。信じがたいと思いますが何度か乗ってみるとわかりますので試してください。

New Pueo:


１８ヶ月前から開発を始めプロトタイプを８艇作りました。そして去年のMolokai Soloで世界記録タイムで優勝したJimmy Austinもこのプロトタイプに乗っていました。

そして今現在最終的の形が決まりNew PueoのMold(型）を作っています。


New Pueo - Teaser from Makana Denton on Vimeo.


今までのPueoのクオリティーが高かったため変えようがないと思う人も世界的に多いと思いますがどこが一番変わったのかを簡単に説明します。

New Ama- 実は１１月１２日以降に作られていたPueoの全てに新しいAMAがついています。

新しいAMA

この新しいAMAは旧AMAよりも少しだけボリュームが多くロッカーが強めです。僕も実際使ったことがないのでなんとも言えないんですがTeam Kamanuの友達達やスタッフに感想を聞いた中フラットでもダウンウィンドの時も今までのAMA以上にかなり調子がいいそうです。

HULL(ハル）自体は今までのPueoの性能がよいためかマイナーチェンジになります：

• コックピット（座る位置）が前に移動
• 全体的にボリュームが少し増上
• よりスムーズなロッカー
• ペダル横のガンネルが高くなりました
• コックピットの前にバンジーコード
• バランス向上

一見旧スタイルのPueoと見た目は違いますが小さい変更があります。

個人的に凄く魅力的なのは新しいAMAです。今までのAMAも抵抗が少なくバランスがよかったのですが荒れたコンディションのダウンウィンドではAMAがトラッキングしAMA側にカヌーが振れたりAMAのノーズが刺さることが多かったのでロッカーとボリュームが増えたAMAは凄く魅力的です。

この写真を見てもわかりますがコックピットの位置が５−８cmほど前に移動しています。よりうねりへの反応がよくなります。

ただこれは以前もでていたExtended Footwell (座る位置が前移動されていたモデル）と同じ位置なので身長が１７５以上の方にはいいのですが僕ぐらいの身長の方には少し座る位置が前になりすぎるかもしれません。ただロッカーとボリュームも増したので一度乗ってみたいと思います。

そして価格は今までと同じで：

ストックカヌー(Kamanuにある在庫はこちらのサイトから見れます）  www.kamanucomposites.com/available

• スタンダードレイアップ：重さは気にならずより丈夫なカヌーが欲しい人向け　＄４２５０
• ウルトラライト：スタンダードよりは軽いが耐久性は変わりません　＄４４５０
• DC：ダブルカーボン　凹んだりクラックはしやすくなるが一番軽量のモデル。チームライダーやトップ選手はこれを使用しています。＄４５５０

シンプルカスタムカヌー

• 簡単なデザインやカラー指定ができます。上記の値段プラス＄１５０

コンプレックスカヌー

• どのようなデザインでもできます。上記の価格プラス＄３００

他には以前のモデルや以前のモデル＋最新のAMAのストックカヌーが下記のリンクで販売されています。

www.kamanucomposites.com/available.

11/12/12(１１月１２日）前に作られたカヌーは以前のモデルのカヌーで$200割引になります。11/12以降のカヌーは新しいAMAがついているので上記のストックカヌープライスと変わりません。

Pueoについて質問などがある方は気軽に　kenny@kamanucomposites.com まで連絡ください。

ちなみに僕は今年のMolokai SoloのためにはNew PueoではなくOld Pueo＋New AMAで参戦します。

Paddle With Aloha,

Kenny

Pueo割引

(Pueo $200割引）
ハワイと日本のトップパドラー達が乗っている一番人気のPueoが＄２００割引で販売しています。ハワイに在庫があるカヌーから選べます。リストは下記のリンクをみれます。
http://www.kamanucomposites.com/available

先着優先なので興味がある人は　kenny@kamanucomposites.com まで連絡ください。

＊11/12/2012以降に仕上げたカヌーは新しいAMAがついてきます。

DC−ダブルカーボン（一番軽量）
ultralight- ウルトラライト　（中間）
standard-一番重くて一番丈夫

extended footwellは慎重１８０以上のパドラー向けです

僕も沢山のカヌーを乗ってきましたが純粋に日本の海には一番向いているカヌーだと思います。試乗したい方はいつでも相談してください。

Paddle With Aloha,
Kenny

着々と

最近は本当に寒いですね！

日の出もだいぶ遅くなり朝から練習する人達にとってはかなり辛い日々が続いてると思います。

最近はFacebookやTwitterにあまり練習の情報をアップしていませんでしたがいつも通りトレーニングは着々と進んでます。

今週からちょうどベース作りの最終サイクルです。

今年は去年、一昨年のベースがあるせいかロングや70%の練習をしてもあまり疲れを感じません。

やっぱり毎年毎日継続してトレーニングメニューをこなすことの重要性を感じます。

一年目で結果がでないとメニューを変えたり監督を帰るのがスポーツでは普通です。

だけど監督やメニューを信じて長年付き合い成果がでるのもスポーツだと思います。

今期のサイクルからはインターバルのバラエティが増えてきました。火曜と木曜の朝が辛くなる時期です。 笑

今週は合計11時間の予定です。

今週末は松戸のシーカヤック大会やteam KokuaのNew Year Relayも開催されます。

リレーはかなり参加者もあつまってくれているので楽しみです。

2013年初のレース、楽しんでいきましょう！

Paddle With Aloha,
Kenny