昨日の投稿でも書きましたが昨日はハワイ州チャンピオンシップレースに参戦しました。
お陰で昨日の夜は体が痛くてなかなか寝れず今朝起きた時も全身激しい筋肉痛でした。
昨日のレースは前半、中盤までは凄くいいレースだったのでMolokai世界大会前にいい「レースイメージ」ができました。
昨日のレースレポートです。(細かいレポートに興味のない方は下までスキップしてください)
レース結果はこちらから。
僕のレースデータはこちらから。
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昨日のレースコースです(30km) |
昨日のコースは前回のオアフ島チャンピオンシップよりも少し長い30kmのコースでした。スタートはMakai Pierから。目の前にある岩を回りMakapu'u→Hanauma Bay→Diamond Head→Magic Islandでした。
コンディションはスモールダウンウィンド。風と自分のスピードが同じぐらいだったので体感風速はほぼなし。最後の5kmは風も止み炎天下の中のレースになりました。
スタート:
今回のレースはスタートから全快で行きました。前回のレースはスタートは押さえたので今回はスタートから上げたらどれぐらいトップについて行けるかと思いました。
僕は普段全快でスタートを切ることはほとんどないのですが最近2分のスプリントの本数が増えかなり練習でもかなりいい感じで漕げていたので試してみました。最初の岩を回るところまではトップ15の団子の真ん中にいました。そしてMakapu'uを回る地点で先頭のPat Dolanがまだ50メートル先で見えるぐらい。
今までMolokai Soloではスロースタートで他のカヌーの帆走艇の引き波に手傷っていたので今回はついて行けるか試してみました。なんとか集団にはついて行けそうなので本番もスタートは全快でいきたいと思います。
Makapu'u→Hanauma Bay:
このセクションはダウンウィンド。恐らく8位ー18位ぐらいのパドラーが自分の周りにいました。スタートが全快だったのにも関わらず腕が張ることことがなかったのでいい感じでした。
周りを意識せず海の流れ、そしてうねりに合わせ漕ぐことを意識しました。ここで2−3人には少し離されましたが何人かを突き放しました。
ダウンウィンドのレースの時はレースと思ってしまうと危険です。周りを意識すると視野がせまくなり周りのうねり、自分の前の海がどう変化しているかということに気づけないのでなるべく前を見てサーフィンを楽しむことにしました。
Hawaii Kai→Diamond Head
ここからはほぼ順位が変わらず。8−13位のパドラー達が自分の前で見えていましたがそう簡単に追いつくことができません。
小さいうねりを使って行きますがこの辺から疲労が体にでてきます。今回の栄養ドリンクは全快ブログでも書いたEFSをつかっていたのですが炎天下でかなり温くなってしまい飲み込むのが苦しくなりました。これは本番に向けて考え直さなくてはいけません。
とにかく大きく漕ぎうねりをできるだけ使うことを意識。ダイアモンドヘッド少し手前で仕掛け、二人抜き12位に上がりました。
Diamond Head→Magic Island
ダイアモンドヘッドでちょうど2時間経過。炎天下の中体はかなり疲れていました。途中でうねりに乗った時に帽子に海水を入れてかぶったり色々と試しましたがとにかく体が熱い。
そしてここからはいつもそうですがドフラット。向かい風でもいいので少しでも風が吹いていれば涼むことができたのですが無風。前半中盤とかなり飛ばしたので体が悲鳴を上げました。
結局ここからは負荷を体にかけないためにブレードを半分しか入水しないストロークに変更。大分楽になりましたが結局体が思うように動かずダイアモンドヘッドで抜いた二人に抜き返されました。これもレース運びの経験ですね。
僕はMagic Islandでフィニッシュしたことがだかったのでラストスパートをかけるのが少し速かったみたいです。笑
結局去年のMaui Molokai優勝者でTeam Kamanuのメンバーでもあるカールトンに1秒差で負け14位で終了。
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今回のレースを終えて明確な改善点が何点か見つかりました。
- ペース配分:上記の写真の赤い線が示しているのが僕の心拍数です。今回のレースも2時間47分間自分の心拍数は180以上でした。これはかなり体にも負担がかかるので本番の時はスタート15分後に一度ペースを押さえて心拍数を70−80%に下げることを意識します。
- エネルギー補給:毎回悩ませられるエネルギー補給。今回のEFSは味と効果はよかったのですが途中で温くなり辛かったです。本番当日はしっかり凍らせ温くならないように調整したいと思います。
ただ今回のレースで自信がつくことも沢山ありました。
まずは去年や一昨年の自分よりも自分の成績がよくなっていることです。昨日のレースでもパドリングを始めたときよく聞いていたパドラーやハワイでも有名な若手パドラー達に勝てたことです。Livestrongの若手エースやTeam KamanuやTeam Kai Wa'aのメンバー。そしてパドリングを始めたときにお世話になったJim Fotiよりも前でした。
もちろん最終的には優勝争いに食い込めるようになりたいと思いますが毎年徐々に近づいているんだなと感じます。ハワイの速い人たちにも認められつつあり話す機会も増えています。
今年のMolokai Soloも楽しみですが来年、そして再来年と徐々に表彰台を狙うために近づくのが楽しみです。
これからは残り3週間、しっかり練習をこなしMaui Molokaiはとりあえず楽しみMolokaiに向けて上手く調整したいと思います!
ちなみに今日も2時間漕ぎました。結局今週はリカバリーの週だったのですが数えてみると合計107km。でもかなり体は休めていると思います!
最後は。。。
HAPPY EASTER!!!
Paddle with Aloha,
Kenny
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