Yeaaaa!!!今日の午後、Dukeが無事大浜海岸につきました。今日は１０時間５６分で１０２km（新島→葉山）を漕ぎきりました！
昨日アップカレントで１３時間も漕いだと聞き自分は相当心配でしたが。。。やっぱりなんか自慢（親ばか？）になりますが彼は本当にすごいです。今日も同じく水分補給と果物のみしか体に入れず漕ぎきりました。
世の中には凄い人達がいっぱいいる。例えばLaird Hamilton.彼はものすごい距離をSUPで横断したりしているがすべて個人専用のトレーナーやスポンサーなどのお金が後ろに動いている。でも父は自然と調和し現代科学やサプリメントなどを使用しないことを強調している。それはそういうものを使うと昔の人達の道を歩とはいえないかららしい。栄養不足で爪も青くなり、お尻は痣だらけで手のひらも破れまくっている。それでもこの二日で２００km以上漕ぎきったのはありえないと思う。
今までOC-6で大島クロッシング、OC-1とSUPでも大島クロッシングをやりましたが大島の距離と海なんてまったく比べ物にならないらしい。
しかもこの海はハワイみたいにただのダウンウィンドではなく様々なコンディションの中で漕ぎきった。黒潮という世界で2番目に強烈な潮に乗るのではなくさからって横断してきた。初日は休憩をとると急に後ろに時速５kmでながされていたり。今日は潮目の中を漕ぎ周りで渦が巻いていたり北に漕いでいるのに北に進まず東に流されたり。
この動画のシーンは潮目でうねりというより沸騰させたお湯みたいに跳ね上がっていたらしい。見た目はうねりが片方からきているように見えるがクルーによると前、後ろ、右左で海が2メートル以上跳ね上がっていたらしい。何回もモロカイを撮影している写真家の木下さんでさえあんなコンディションはいままで観たことないらしい。その中でもうねりをつかみバランスをとりながら漕いでいるとか。。。正直今回は父にやられました 苦笑 しかも漁師のレーダーによるとレーダーにサメがいっぱい映っていてフリしたらおしまいだったらしい。漁船にカヌーを載せてここは船で移動するぞといわれても漕ぎ続けたらしい。僕には無理ですね。。。
今日大浜で出迎えた時も感動してOC-6をステアしながら涙が止まらなかった。
僕は本当に１番近くにこんなにすばらしい人がいて幸せです。確かに常識はずれかもしれないがこの世界の皆が彼みたいだったら本当に平和な世の中になるんだろうなと思う。
僕もこれからの人生また漕いで行く上で彼を見習わないといけないと思う。テクニックやスポーツ科学も大切だがやっぱり最終的にはどれだけ強い気持ちを持ちがんばれるかだと思う。
本当にサポートクルーの皆さんありがとうございます。永井さん、テルさん、二人のおかげで相当勇気づけられたと思います。吉田さんと木下さん、写真と動画をみるの楽しみにしています！！！
多分父ならMolokaiトップ２０も余裕かな 笑
Paddle With Aloha,
Kenny
Dukeさん、おめでとう！本当にスゴイコトだよ。今度、話を聴かせてください。
ReplyDeleteKenny, すごい動画、ありがとう！早速拙blogでシェアさせてもらいました。