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Friday, November 7, 2014

SIC X12 Pro Lite



昨日New Boardが届きました。

2015カタログはこちらから
SICの板はハワイでは9割Bulletといえるほど昔から人気でした。2014から販売されているSIC X12 Proは様々なコンディションの中、世界中で優勝を飾っています。実際僕もSUPのレースで初めて優勝したのはSICのX12Proに乗り換えたデビュー戦でした。少し値段は他メーカーよりも高いですがX Seriesの板は「SUP界のFerrari」だとSUP業界であだ名がついています。プレミアムでスピードも最速ということですね。SICのラインアップは分かりやすく、ダウンウィンドはBullet. その他(フラットウォーター、チョッピー・コンディション、サーフレース)などはX Seriesと何本も持ち運ぶ必要がありません。

X Seriesは世界各国で大人気な為、2015のSICレースボードはモデル変更がありません。多くのチームライダーやエリートパドラー達は幅26のX12Proを選び、一般の方は幅28のX12を選ぶでしょう。



今回唯一New Modelのレースボードとして登場したのが昨日届いた「X12 Pro Lite」です。長さは12'6。幅は細めの24.625インチです。

僕は今まで細い板を乗ることには反対です。個人的に26インチ幅の板の方が足幅も広く立てて一漕ぎ一漕ぎガッツリ漕げると思います。なので最初にはっきり言いますがこの板は一般の方にはあまりおすすめ出来ません。8月にプロトタイプに乗り、デザイナーのマークと話した時、彼はこう言いました。「この板は軽い人や子供、女性の為に作った板だ。普通の人にはあまりすすめない方がいい。バランスをとることだけで精一杯になりXシリーズの板の性能に気づくことができないからだ」



X12 Proと比べると分かるけどノーズはかなり細めです。その分少し厚みがあります。


レールはX12 Proと比べても少しラウンドでバランスを崩した時に踏ん張れるようになっています。

デッキのコンケーブは少し深めレールぎりぎりの場所まで広がっています。
ノーズは水を切るよう形状。ボリュームもしっかりあります。

少しバランスが取りにくいかなと思いましたがせっかくなので今日はX12 Pro Liteで漕いでみました。コンディションは横風が4−5メートル吹いていて台風のうねりの残りが少しある海でした。

率直な意見は今日みたいなコンディションだったら恐らくX12Proでは無くX12Pro Liteに乗るなと思いました。インターバル練習でGPSを使いましたがダッシュの時に平均速度が時速1kmぐらい速く7−8割の時の平均速度が0.5kmぐらい速かったです。

幅が狭いので漕ぎにくいと思いましたがデッキコンケーブが深い為、意外とバランスも取りやすくあまり考えず漕げました。バランスを崩した時はラウンドのレールに寄っかかるように足が踏ん張れたので一度も落水することは無かったです。

テールロッカーとノーズロッカーが少ないため、X12Proの方がターンはスムーズ。

僕がこのように乗れたのは恐らくバランス感覚がいいからだと思います。(バランスボールの上に立ってスクワットができるぐらい)風波だと大丈夫ですが波高があるうねりの中だとバランスを崩しバランスを取るのことに必死になってしまいそうです。アップウィンド、ダウンウィンドのコンディションでもX12Proを選ぶでしょう。

ただこの板は軽い人、女性、子供には最高の板だと思います。

細い板は魅力的ですが板を選ぶときは:
  1. レース終盤疲れている時に板に立てるか
  2. 海が荒れても立てるか
  3. 落ちるのを気にしないで漕げるか
この三つが凄く大切です。細い板は5分漕ぐだけなら速いかもしれないけど実際疲労がたまった時に漕ぐのはかなり大変です。そしてレース中何度も落ちたり落ちることを恐れていたら安定していて遅い板に乗った方が速いです。

X12Pro Lite=「Pro」プロ並みのバランス力。「Lite」軽量な人。
こんな人にはかなりおすすめな板です。

First Impressionでした。

Paddle with Aloha、
Kenny

Thursday, October 23, 2014

パドルのサイズを変える



最近は雨で寒いですね。寒いと漕ぎたくないなと一瞬思いますが。。。そんな時こそ練習するのが大好きです。笑

今日は久しぶりに練習方法について書きます。「時期によってパドルを変える」

いろんなパドルをコンディションや日によって使っている人も多いと思います。ある日はKialoa。そして次の日はSICのBattleなど。。。

これはパフォーマンスを向上したい人にとってはお勧め出来ません。

なぜかというとメーカーやモデルを日によって変えてしまうと漕ぎの感覚、身体の使い方などが変わってしまうからです。例えばシャフトが固く力が逃げずガッツリ漕げるパドルを使った翌日にシャフトがしなりリズムが作りやすいパドルを使うと。。。自分の漕ぎの動作やリズムが定まらなくなってしまいます。(これは板も一緒です)

そしたら毎日同じパドルで漕ぐのがいいのかと言うとそうではありません。

SICのグローバルチームライダーのGeorges Cronsteadt(TahitiではレジェンドのカヌーパドラーでありSUP界でもトップを走る選手)によると「タヒチのカヌーでは昔から練習時はブレードのサイズを大きくしレース2週間前になるとブレードを小さくする」と言っていました。これはTahitiのトップカヌーチームのShell Va'a, EDTやOPTも一緒です。

ただ重要なのは「ブレードのサイズを大きくする」ことです。シャフト、グリップの形、ブレードの形状は変えてはいけません。なぜかというと全く漕ぎが変わってしまうからです。例えばGeorgesはSICのBattle 100で普段練習しレース2週間前になるとBattle 90で漕いでいます。

左から:Battle 100, Battle 90 (custom), Battle 80

僕も最近はBattle 100を使っています。時々90や80に試しでインターバルの最後のセットなど変えますが自然にストロークのスピードも上がり疲れにくくなります。そしてなによりもブレードの大きさが違うだけなので漕ぎの感覚(グリップ、シャフトなど)は全く変わりません。

そしてやっぱりバトルの軽さ、そして固さは板のスピードに繋げやすい。

皆さんも是非試してみてくださいね!

Paddle with Aloha,
Kenny

Tuesday, September 16, 2014

Lately...



皆さんご無沙汰しています。(Facebookのページは毎週更新中です)気づいたら夏も終わりすっかり9月中旬になってしまいましたね!今年も残り4ヶ月。1月から始まった僕のシーズンも残り2ヶ月となっています。

8月のShonan Chigasaki Proを終えてしばらくレースはお預け。10月カリフォルニアで開催される世界最高級のSUPレース、"Battle of the Paddle"とハワイで開催されるOC-6 (6人乗りアウトリガーカヌー)"Molokai Hoe"の為、練習に専念しています。

Battle of the Paddleは今年が初めて。初日はまだ経験が浅くどっちかというと苦手としている "Surf Race"です。波が割れているラインアップをイン&アウトする日本ではあまり体験出来ないレースです。そして2日目は10マイル(約16km)のレース。このレースは14フィートでのレースになり初日と比べると漕力が試されるレースです。

今年はとにかく世界の壁を肌で感じ、来年以降に活かしたいと思います。もちろん出るからには結果を残したいので今まで以上に練習の質を上げています。

茅ケ崎のレースを終えて1ヶ月経ちレースばかりに出るのでは無く、練習に専念する時期の重要性を改めて感じました。


おかげでフォームを改善し以前と比べると漕ぎの質をあげることができました。自分の漕ぎに満足せず常に上を追求し改善することは大切だと思います。そして練習メニューもしっかりこなしスピードも着々と上がっています。SICのX12Proの走らせ方も以前よりも身に付いてきました。一つおしいと言えば波が無いのでイン&アウトの練習ができないことです。(漕ぎ方を改善したい方、練習方法を知りたい方は http://www.kokuasup.com まで)


そして10月の2週目にはOcean Outrigger Canoe Clubの皆と一緒に出場します。今年で3年目になりますが今年のメンバー達は今までと比べると成熟していて調和がとれています。皆のことを思い、自分の為でなく皆の為に漕ぐ。毎年思いますがOC-6を漕ぐのは本当に楽しいです。OC-1やSUPでは味わえない仲間と調和する気持ち。200kg以上のカヌーを6人力を合わせ人力で進めること。他のウォーター・クラフトと違い荒れていても漕ぎ手の力がありお互いの為に漕ぐという気持ちになれればどこまでも漕いで行けます。乗ったこと無い方は是非一度漕いでみてください。もちろんアウトリガーカヌーを漕ぐことでSUPも確実に漕げるようになります。(僕がコーチしているOcean Outrigger Canoe Clubのリンクhttp://www.oceanaloha.com)



Photos by ADMWLKR

話は変わりますがOn the Board最新号にSICのかっこいい広告が出ています。皆さん機会があればCheck it out!

日本出発まで後2週間!悔いが残らないようにがんばります!

Paddle with Aloha,
Kenny

Saturday, August 9, 2014

USA Trip



Instagram @kennykaneko121

現在アメリカ→日本行きの機内の中から今回のトリップについて振り返っています。最初の数日間はSICのオフィスがあるSan Clementeでトレーニングとミーティング。有名のダナ・ポイント・ハーバーでのトレーニングは最高でした。この場所は朝から晩までパドラーが集まりレーサーだけでなくクルージングしているパドラーも沢山。多いときはマリーナに100人以上のパドラーが集まっています。日本もいつか、このようになってくれたらなと思います。

San Clementeは世界的に人気なSUPブランドの本社が5社以上あります。カリフォルニアは地元ブランドのSIC, RivieraとInfinityが圧倒的に多かったです。世界的にもこの3社は勢いに乗ってると雑誌の編集長から聞きました。


On my way home on the airplane from my 10 day trip in the US. First couple days of training and meetings at the SIC office turned out to be an epic time. It had been 7 years since I stepped foot on the mainland so it was exciting. 

It was my first time paddling out from the famous “Dana Point Harbor” and it was awesome. I really felt that San Clemente and Dana Point is the Mecca of SUP. The amount of people that train for races and that paddle recreationally was astounding. There were paddlers on the water from sunrise to sunset. I hope that one day this happens in Japan too. 

@admwlkr

San Clementeでの数日間を終えた後はアメリカ時代のベストフレンドのアダムと再会。僕を子供の頃からかわいがってくれていたAdamの親にも会えたので本当に良かったです。

After spending an awesome week in San Clemente, I got to spend a day with Adam, who is my best friend growing up. It was great seeing his mom and dad who I consider as my family. Mahalo for the hospitality. 

そこからはOutdoor Retailerという北米で一番大きいアウトドアの展示会の為にUtah州へ向かいSICクルーと合流。世界のトップパドラーでありSICのグローバルライダーのLivioやLina。そしてカナダの国境からメキシコの国境までSICのF16で漕いだWill。他にもSICのスタッフとセールスレップたちと朝から晩まで楽しい時間を過ごしました。

From there, I headed over to the Utah for Outdoor Retailer and met up with the whole SIC crew.   Team riders Livio and Lina who are one of the best paddlers in the world. It was also great meeting Will who paddled from the border of Canada all the way  to Mexico in 2 months on the SIC F16. That is 1400 miles of paddling. His voyage amazed and inspired me for future outrigger voyages and maybe SUP expeditions here in Japan. And the SIC staff and sales reps made for non stop fun the whole trip!
ELEVATION 1400M
OPEN WATER DEMO

初日に行われた試乗会「Open Water Demo」はかなり盛り上がっていました。大きい湖で30社以上がSUPやカヤックの試乗会。100人以上のパドラーたちが沢山のブランドの板を試乗していました。日本でもいつかこのような試乗会ができるといいなと思いました。


The open water demo that took place in Huntsville, Utah was crazy. I had never seen so many paddlers out demo-ing boards like that. Hopefully one day we can have open water demos like that in Japan. 


普段海で漕いでいるので標高が高いところで漕ぐのも新しい経験でした。フラットウォーターで他社の板と漕ぎ比べるとSICのX-seriesがどれだけいい性能の板かが分かります。

Paddling around the lake in high altitude was a new experience . The flat water really helped me notice how flawless and fast the X-series are. 

with Livio and Mr. Yamauchi

その後のOutdoor RetailerはSUPブランドのブースで盛り上がっていました。沢山の人との出会いがありアメリカのSUPのメディアの人たちも日本のSUPシーンに興味持ってくれていました。Sanukの仕事でORに来ていたアダムとも再会。展示会では朝から晩まで毎日無料でビールが配られていました!
昼間から皆ビールを飲みます



The following days at Outdoor Retailer was crazy. So many SUP brands and other innovative products. It was great getting to meet so many people and reuniting with my brother Adam who was there with Sanuk. 

今回の展示会ではSICに興味を持っているショップやディーラーの人たちが凄く多いなと感じました。このブランドのライダーとして活動できることに感謝です。

It was great to see so many people interested in SIC at the Open Water Demo and the show. The innovative designs by mark and what the guys at SIC has put together really made the brand stand out. 

今回のトリップでは沢山の習得がありました。今後アメリカ本土に行く機会が増えそうなので楽しみです!

All in all, this trip was a new experience and hopefully a first of many trips the Mainland USA. 

次は来週茅ケ崎で開催される世界戦です。沢山の世界レベルの選手が来日すると聞いているので彼らとどれぐらい戦えるか楽しみです!

Can’t wait back on the training regime though! Big race coming up next weekend and a chance to paddle against some of the worlds best in Japan. Should be exciting!

Paddle with Aloha,
Kenny


Sunday, July 27, 2014

とくしまSUPマラソン 優勝



金曜日の夕方から人生初の徳島に向かいました。

飛行機から見る景色は素晴らしく自然豊でハワイの島に着陸するときと同じ感じがしました。

今回は日本で一番規模が大きいとくしまSUPマラソンに参戦する為に行きました。
参加人数は230人以上。このレースは徳島の吉野川フェスティバルというお祭りの一環で前夜には盛り上がるBBQや花火大会もありました。



レース当日には朝6時から沢山のパドラーがぞろぞろと集まっていました。西には沖縄。東には東京からと全国からのパドラーとお会いすることもできました。

レース自体は川の流れと風波がありコンディション的には楽しめる感じでした。今回は2週間前程から肩に違和感があった為、スタートは飛ばさずうねりを掴みながら第一ブイを3位で回航。スタートラインには230人がいたのでかなりの混雑でした。



そこからは1.5kmほどのアップウィンドで先頭に付くことができました。折り返してからはダウンウィンドだったのでできるだけうねりの力を利用して楽をしながら漕ぐことを心がけました。そして最後は2位の吉田さん30秒ぐらいの差でゴール。

今回のレースで優勝することが出来たので今シーズンの国内レースの連勝記録を更新することができました。自分の調子もいいのですがSICのX12 ProBattle 90のパドルのお陰です。フラットウォーター用の板だと思われがちですが今回のような複雑なコンディションでも安定して漕げて板が走ります。


そして国内のレースもそうですが海外のレースにもどんどん参戦し沢山の早いパドラー達と戦いたいなと思いました。

今回の大会で一番印象的だったのは素晴らしい運営。Fun Rideの南里さんを始め、ボランティアの皆さんのお陰で日本で一番盛り上がるレースが開催できるんだなと感じました。本当にありがとうございました。

また来年も参戦したいと思います!

次の大会はWML Challenge Seriesの茅ヶ崎プロです!その前に今週からちょっとカリフォルニアへ行ってきます。

皆さんいつも応援ありがとうございます!

ケニー





Thursday, July 17, 2014

Heading WEST



先週土曜日からSICのプロモーション&パドルクリニックの為に西へ向かいました。

沢山の出会い、再会、学びがあり感じることも多かったです。このように日本を旅したのも初めてだったので非常に貴重な経験となりました。
琵琶湖に到着
PUKAPUKA Paddle Clinic
Ready, Set
In Hiroshima @BOARDWORKS

SUP Cruising in Miyajima, Hiroshima

                                            

With the future paddler

Training with Young Guns in Kobe

沢山の場所で沢山の人と出会うことができて本当に幸せだなと思います。忙しかったけど本当に濃い4日間でした。SICの山内さん、Hadaさん、最初から最後までケアしてくれてありがとうございます。

Living the Dream Life. 

これからは来週の徳島に向けて練習です!See you there. 

Paddle with Aloha,
Kenny


Friday, May 9, 2014

Equipment Check: SIC X12Pro



宮崎から帰ってきてからは少し「宮崎・SICK」(ホームシックみたいな感じ)になってしまいました。ただそんなことは本当に一瞬。水曜日からはまた2週間後のOC-1モロカイ世界大会に向けてのトレーニングを開始しました。

レースの2週間前ですが今年は今までにないぐらい調子がいいです。今シーズンから練習メニューと生活環境も変えた効果が「漕ぎ」に出ています。今は週6でOC-1, 週2でSUPと合計週8回海に出ています。出る時間は日曜日のロングセッション意外は1時間前後ですがかなり調子が上がっています。OC-1の調子はここ2−3週間急激に上がっているので本当に今年の大会が楽しみでたまりません。今回の練習メニューのお陰で上手くレースにピークを持って行くことが出来そうです。
今日の午後は風がかなり吹いていたので久しぶりのGoPro撮影

SUPはOC-1のクロストレーニングとして週2で漕いでいるだけですが体を絞り(去年の11月と比べて6kg絞りました)SUPの漕ぎ方に体が慣れたせいかすでに去年よりは全然調子がいいです。2週間連続で「湘南祭」と「漕楽祭」でトップ選手相手に優勝することもできたので自信に繋がりました。5/25を終えたらSUP中心の練習に切り替えるので今年の夏のシーズンが楽しみです。

そして今年SUPで調子がいい一番の理由はSICのボードとパドルのお陰です。

SICのX12Proは今年から世界中でも一般ユーザーに販売されていますが在庫切れしてしまうほどの人気です。また、海外の大会でも今シーズンは沢山の表彰代に上がっています。
X12Pro

僕自身も1月から乗っていますが凄く乗りやすい板です。カヌーの用に静水では走りますが波乗りも調子がいいです。

ノーズロッカーが少なく水を切る形になっているので沢山の方に「これはフラットウォーター用のボードなの?」と聞かれますがどっちかというとBOPやサーフレースなどで調子がいい板だと思います。なのでオールラウンドの板として使えます。

フラットウォーターだと水を切るノーズとロッカーが弱い為抵抗が少なくスムーズな走りをします。
12'6 x 6' Volume 229 liters

幅は26ありここまで必要ないと思う人も多いと思いますが実際レースをしている上ではこれぐらいの幅が一番ベストだと思います。板を静水面で10分試乗するだけだったら幅が細い板でも問題ないと思いますがレース中はあらゆるコンディションの中で漕ぐことになります。海が荒れたとき、波がある時、ターンが多いレース、スタート後沢山の板の引き波、レース終盤足がガタガタな時のことを考えると26インチでも細いと思われます。バランスを取ることを気にせず漕げる安定感レースをする上で一番重要です。

X12Proのノーズを見るとフラットウォーター用だと思われますが一番重要なのはこの強いテールロッカーです。

テールロッカー。フィンも調子がいいです。
この写真を見ると分かりますがテールロッカーがかなり強いです。OC-1でも良くありますがテールロッカーを強くすることで荒れた海や波の中でも対応できるようになっています。
葉山のアウトサイドリーフ


波に乗った時はこのテールにステップバックするとノーズも刺さりません。そしてターンもかなり楽です。




テール幅もしっかりあるので安定感あります。

SICのX12Proは今まで乗った板の中でベストボードだと思います。そう思ったからこそSICのチームライダーとしてことしから活動することにしました。アップウィンド、ダウンウィンド、サーフレース、フラットウォーター全てのコンディションでその良さを発揮してくれます。今年の海外のレースでも今後結果を残してくれる板だと思います。

アウトリガーカヌーを漕ぎハワイの海を知るMarkさんならではの発想だからこのような独特なデザインを作り上げることができるんだと思います。

パドルについてはまた改めて投稿しようと思います。

皆さんも是非一度は乗ってみてくださいね。


最後にパタゴニアから今シーズンのウェアーを頂きました。このボードショーツは漕ぐとき涼しく履きやすく調子いいです。今シーズンも沢山履きます!

Paddle with Aloha,
Kenny



Monday, April 28, 2014

SIC X12PRO



今回アメリカの東海岸で開催されたCarolina Cupで2位になったSICライダーのGeorges Cronsteadt。彼は超レジェンドのTahitiのパドラーです。その実力を発揮してくれました。

彼が乗っていた板はSICのXシリーズの板。トップ10の選手の中で唯一プロダクションボード(一般の方に販売している板と同じということ)に乗っていました。

この話はそのトップ10に入った選手から聞いた話。今世界のトッププロが乗っている板はカスタムで作っている物だったりプロダクションモデルと同じカラーにしているカスタムボードがほとんどらしいです。

そんな中SICのライダーは皆カスタムでなくプロダクションボードを乗っています。

その板がこのX Seriesの板です。
世界的に人気が多く日本は後回しにされ入荷するのに時間がかかりましたが5月中に日本に在庫が届くそうです。

僕も乗っていますがフラットだけでなくアップウィンド、サイドウィンドでも最高に気持ちよく乗れます。

コンディションに合わせて板を乗り換える必要がないのが特徴。All around boardです。

今週末の宮崎にも持って行くので乗りたい人は是非。

Paddle with Aloha,
Kenny

Saturday, April 19, 2014

ロング



今週末は冬に逆戻りですね。なかなかテンションが上がりません。

今日は3時間ロング。COCCの皆さんと一緒に合同練習。今回もペース配分を意識し最後に出し切れるようにしました。

ほぼフラットの中3時間で約34km。このコンディションにしては中々いい感じです。ロングで落ちない為には体力だけでは無くエネルギー補給も大切です。今年はShotzとエレクトロライトドリンクのおかげでロングも絶好調。

来週、再来週とSUPの大会が続きますがトレーニングとして挑みます。新しいパドルも届き今年初レースなので楽しみです。
Molokaiまで後5週間。

Paddle with Aloha,
Kenny

Friday, April 4, 2014

SUPのパドル



SUPを漕ぎ始めてもうすぐ一年が経ちます。今までアウトリガーカヌーを漕ぐ上で何十種類も試してきたパドル。SUPを漕ぎ始めてからも様々なブランド、長さ、いろんなパドルを使ってきました。僕は凄くパドルにこだわります。板、カヌーの種類やサプリメントより一番こだわるのはパドルです。

なぜここまでパドルにこだわるかというと漕ぐ上でパドルが一番重要だからです。クルージング用の板でも最高級のレースボードでもパドルさえ漕ぎやすくいいものを持っていれば誰でも気持ちよく漕ぐことが出来るはずだと思います。逆に微妙なパドルを使ってしまうといくらいい板に乗ってもしっくりきません。

漕ぐ上でパドルの重要さを他のスポーツに例えると:

  • サッカーと足
  • 野球と手
  • 100メートル走の選手にとって足

これぐらいパドルは重要なのです。

国内では徐々に暖かくなり海に出始める人も増えて行くと思うのでここで簡単にパドルを選ぶ上で押さえたいところについて書きます。

ブレード:
SICのBattle (Nano) 105

ブレードは様々なタイプがあります。特に歴史の浅いSUPでは沢山のメーカーが色んな形のパドルを出しています。スクープ(先端が沿っていること)が入っていたりブレードの形は100種類以上あるでしょう。このブレードがパドルを選ぶ上で一番大切です。

ここで一番重要なのは今照準とされている「面積」にごまかされないことです。レースをする上では90sqから100sqのパドルを選ぶ方が多いですが同じ面積だからといって負荷や特徴も全く同じな訳ではありません。

ブレードの裏で盛り上がっている線はDihedralと呼ばれています。90年代からアウトリガーカヌーでも良く使用されています。

ブレードの幅、長さ、ティップ(先端)の形、ネック(一番上。細くなっている箇所)やDihedralの深さ)などによってパドルの感覚は全然変わります。僕が現在使用しているパドルは105ですが他社の100のパドルよりも負担が少なく感じます。

シャフト:
ここで一番大切なのはシャフトのしなりです。しなると力が入りしっかり漕げていると思う方も多いと思いますがこれは実は逆です。極端に言えば全くしならないパドルは力と掴んだ水が全く逃げないので力がダイレクトに伝わりやすいです。逆にしなりすぎるパドルを使うと力が逃げるのと共に掴んだ水も逃げてしまいます。

短距離を漕いだりレースで結果を残したければしなりが少ないパドルを使うのがベストだと感じます。ただ固いパドルを使いフォームが良くないと水と力が逃げない分直接体で受けてしまうので怪我をする可能性が上がってしまいます。

軽さ:
皆さんが思っている通りパドルは軽ければ軽いほどいいと思います。1時間漕ぐ上で1000回以上漕ぐとすると少しでも軽い方が楽に感じます。

次のパドルを選ぶ上で上記のポイントを頭に入れると自分に合うパドルが見つかると思います。

初心者だから初心者用のパドルを選んだ方がいいという方も沢山いますが実はそれは違います。初心者だからこそいいパドルで始めるのが重要です。初期から安いパドルを使ってしまうと変な癖がついたり体を壊してしまう可能性があります。最初からいいパドルを使えば技術を身につけるのもはやいでしょう。

最後に沢山のSUPパドルを今まで試してきて感じたことは昔からアウトリガー、カヤックやカヌーのパドルを作ってきたメーカーの物が一番いいことです。これはよく考えてみると当たり前でこれらのメーカーは何十年もブレードの形や材質について調べてきています。なのでSUPになっても流行や「形」だけでは無く凄くよくて丈夫なパドルを作っています。

僕が現在使っているSICのNano/BattleというパドルはSICがアメリカの西海岸にある有名なパドルメーカーに依託して作っているものです。世界で最も有名な女子のSUP選手も使ってます。なぜ自社で作らず依託しているのかとマークさんに聞いたら「自分たちでパドル造に取り組むよりも業界でベストのブランドに依託したほうがいいものをブランドとして出せるから」と言っていました。板に引かれてSICのライダーになったのですが運良くパドルも最高級のパドルを使わせて頂いています。

自分に合うパドルを見つければより楽しく、気持ちよく漕げると思うので皆さんも探してみてください!

Paddle with Aloha,
Kenny




Friday, March 7, 2014

動画分析する理由・SIC X Pro 12のインプレッション



今日は朝SUPインターバル、夕方SUP60%。その間にはKid'sのEnglish SoccerレッスンとTRXでの筋トレと充実した一日でした。

今朝のインターバル練習の際にDUKEが撮ってくれました。



動画を撮って見ることは凄く大切だと思います。自分の漕いでいる動画を見たことが無い人は始めて見た時には相当衝撃を受けると思います。僕もカヌーもSUPも最初に動画を見た時はがっかりしました。ただこれを受け止め修正する。そしてこのプロセスを何度も何度も繰り返すことによって自分の理想としているフォームに近づくことができると思います。

この動画を去年の全日本の1週間前に撮った動画と比べると違いが凄く分かります。(ボードショーツは同じですが。。。笑)


SUP フォームチェック from Kenny Kaneko on Vimeo.

この時から4ヶ月経ちますが大分理想な漕ぎになってきていると思います。ただまだまだ改善が出来るはずなのでこれからが楽しみです。

ここでフォームを改善する際に一つアドバイスです。

  • 理想や憧れのパドラーが漕いでいる動画を見つけてそれを何百回も見ましょう。表面的な所だけでなくそのパドラーがどう漕いでいるのか、体の動きなどを理解する。
  • 自分の動画を撮り見比べる。(正直かなりがっかりすると思います。ただこのがっかりが大切です)
  • すぐ「理想」とするパドラーのように漕ごうとするのでは無く段階を踏みましょう。例えば最初は腕を曲げない癖を付けた後にキャッチ意識するなど。全てを最初から真似するのは無理なので。。。
僕がクリニックをしているKokua SUPではビデオ分析などを含めたクリニックなども開催しています。理想の漕ぎにどこから直していけば近づけるか知りたいけど分からない方にはおすすめです。プライベートクリニックの詳細はこちらから


最後に現在僕が1ヶ月ほど乗っているXPro12のインプレッションを書きたいなと思います。動画を見れば分かると思いますが驚くほど調子がいいです。

安定感、幅:
僕は元々「漕ぐ」ことを重視したアウトリガーカヌーの競技からきているのでSUPのレースでバランスを取り全力で漕げなくなるような幅と浮力がない板は苦手です。これは以前24inchのレースボードを乗った時に凄く感じました。細い板は抵抗が少なく理論的に考えると速いかもしれませんが荒れた時に落ちたり漕いでいてもバランスを気にして全力で漕げないことが多いと思います。もちろんターンする時にバランス取るのも難しいでしょう。

現在僕が使っている板は幅26で凄く安定感があります。その分全力でパドルを刺す際左右に体重を乗っけてもバランスのことを心配する必要はありません。もちろん海があれてもデッキコンケーブとレールの形状の関係でカヤックやカヌーのようにセカンダリー・スタビリティーがあるので安定します。転びそうになっても幅が補足エッジが立っているいたよりバランスが全然取りやすいです。

浮力:
浮力が日本人の体系にはありすぎるのでないかと思う人が多いと思いますがカヌーやパドルスポーツの観点で考えると「浮力がある=板が海面の上に浮くので速い」という考えが昔からあります。もちろんサーフボードやショートボードだと浮力がありすぎるとオーバーフローで調子が悪くなりますがレースボードだと浮力があればあるほど板が水に沈まないので速いです。

バウの形とテール・ロッカー:
ノーズはロッカーがほとんど無く完璧Displacement noseになっています。動画でもわかると思いますがスムーズに水を切ります。もちろんフラットでは抵抗が無くかなり速く直進性もあります。OC-1のような走りをしてくれます。アップウィンドやサイドウィンドでもDisplacement Noseが水を切り板が走ってくれるので失速はほとんどしません。

またダウンウィンドやサーフィンする際はうねりの反応も抜群です。そしてテールロッカーがかなり強いためステップバックするとコントロールしやすいです。

SICの板をデザインしているMarkさんが他メーカーと違い元々カヌーを作っていたのでカヌーを漕ぐ僕の視点から見るとカヌーにより近いデザインにX Pro 12はなっていると思います。僕がSICを最初に選んだ理由はカヌーのようにパドリング重視の板を作っているからです。ダウンウィンドはダントツにいい板を作り一般レースボードはどんなコンディションにも適用し漕ぎやすいX12を作っています。


今週も練習は後二日です!明日はOC-1でのインターバル、日曜日は今シーズン最長の3時間ロングが待っているのでしっかり体を休めたいと思います!

Paddle with Aloha,
Kenny



Friday, February 7, 2014

Snow Day



先週の暖かさから逆戻りし今週は寒かったですねー。
そして今日は大雪。葉山は北東の冷たーい吹雪です。

10年に一度の大雪ということで。こんな機会中々ないので漕いできました!
なぜこんな吹雪なのに漕ぐかというと。。。実際モロカイのレース中辛いときいろんなことを思い出します。支えてくれている皆さんの顔もそうですが日々練習てきたことが思い浮かびます。日本は寒いし暖かいハワイに比べると漕いでいても辛いですが。。。この中練習しているとなると精神的に鍛えられます。ただの練習では無く修行ですね。

ただ本当にMolokaiのレースがフラットやアップウィンドだった時ハワイの選手は棄権する人が多いですが日本の環境で休まず練習していると乗り越えることができるんです。

修行。。。ということで今日はOcean Outriggerの山ちゃんとパドリング。風も冷たく寒いですが暖かい格好さえすればそんなに辛くないです。逆に中途半端な寒さよりここまで雪が降ってくれるとSnow Dayの子供のようにテンションが上がりますね。

自分のモットーは「どんな状況に置かれても漕ぐこと」です。どんなレースでも結果を残したいのであればどのような状況でも練習することが大切です。レース当日が大雨、強風、大荒れ、高波だったりします。日本では危険の為中止になることが多いですが海外だと関係無く開催されます。なのでどんなコンディションでも受け入れ練習し続けます。

今日は一日暇で今日撮影したビデオを編集したので時間がある人はみてみてくださいね。


Snow Edit from Kenny Kaneko on Vimeo.

Paddle with Aloha,
Kenny