今日はオアフ島チャンピオンシップレースに参戦してきました。
レースレポートです。
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コース:
25km。Makai Pier沖にあるRabbit Islandの横からワイキキのKaimana Beachまで。
GPSをスタートするタイミングを逃したので本当は一番上の島からスタートしました。 |
コンディション:
ほぼ無風でしたがしっかり漕げば乗れるようなうねりがありました。ハワイの皆は今日はフラットだと言ってましたが日本でもし同じようなコンディションだったらいい感じに乗れるレースだったと思います。ただしKailuaと違い日が射していてもの凄く炎天下の中のレースとなりました。潮は逆潮。
前半(Rabbit Island→Hanauma Bay:)
左の島がスタート地点のRabbit Island |
スタートから全力で漕ぎ15−20艇ぐらいの集団の後ろでついて行くことに。ハワイのサーフスキー選手達はさすがに最初から艇速が違いあっという間に見えなくなります。
前半はMakapu'uの岩場の回るのでかなりチョッピーな海。久しぶりだったので少し対応が遅れトップ集団から離される。岩場を回ってからHanauma Bayまではいい感じでうねりに乗り15−20位ぐらいの順位まで追い上げる。
中盤 (Hanauma Bay→Diamond Head)
Hanauma Bay周辺から崖からのバックウォッシュを含めたうねりが出てきていい感じでうねりにのり前に追い上げる。Molokai Soloのフィニッシュでも有名なThe Wall(崖)を過ぎた時点で3人を抜く。抜いたパドラー達は去年ソロで12位だったスーパー50’sのオージー、若手Kai Wa'aのライダーと去年OC-1でMaui Molokaiを優勝しているTeam Kamanuのメンバー。
ちょうど1時間経過したぐらいのタイミングから海のリズムにだんだんあってきて漕ぎもかなりスムーズに。今年練習に組んでいたロングの練習の成果が現れたと思います。
そしてThe Wallを過ぎてからはかなりいい感じでDiamond Headまで。潮が逆でしたがいい感じでうねりを乗り継ぎみるみる前のパドラーが近くなってきました。Diamond Headの手前にあるBlack Pointを通過する時にはもう一人のKai Wa'aの若手ライダーとカリフォルニアの404 Simple Mobileのメンバーを含む3人を抜きました。
終盤 (Diamond Head→Kaimana Beach)
2時間経過。この時点で100メートル圏内に4−5艇確認。この調子で漕げば抜けるだろうと思っていたら体の疲れが急にでて失速。なかなか上手く漕げなくなりました。恐らくこのような炎天下でのレースに体が慣れていないので相当あつくなり疲れが出たんだと思います。
もう一つの欠点はDiamond Head周辺の知識不足。Hawaii Kai Runをやったことある人はわかると思いますがDiamond Head周辺は数多くのサーフスポットがあります。経験がある人たちはそのぎりぎりのラインを漕いだり割れている波のインサイドにいったりしますが僕は怖くて安全第一でアウトよりに。このライン取りで1艇に抜かされ前の100メートル圏内にいたカヌーにも離されゴール。
心拍数:
今回のレースの平均心拍数は184。2時間15分のレースでも体はもちます。僕の体質からしてこの心拍数を長時間維持できると感じました。
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ただ今回はMolokai Soloには出場するけどでていなかったパドラーも何人かいるので15位以内の壁を破るならまだまだ満足できません。そして今日は荒れていなかったので荒れている中自分がどう勝負できるかも課題です。
課題も沢山見えました。
- 一位とは11分差。世界の壁を肌で感じました。
- エネルギー補給。今日のレースはMolokai Soloのための「練習」として挑んだので新しいエネルギードリンクで挑みました。Hammer Nutritionのカプチーノ味のドリンクだったのですが酸味が少なく体にかなり合わなかったです。
- ハワイの暑さに慣れる。
- スタート。スタートでもう少し食らいつけるようにならないといけません。海の動きに慣れれば他よりも上手く対応できるのですが僕の場合対応が遅いのでそこでどうしても離されてしまいます。
ただ上記の課題点はMolokai Soloまでの4週間のうちに解決できると思うので火曜日からまた前向きにトレーニングに向き合って行きたいと思います。まだハワイに来て5日目なので焦りはありません。
レースが終わってからはゴール地点のKapiolani Parkでランチとビール。パドラーみんなで音楽を聞きながらレースの話をしたり。
ハワイのレースに出ると経験値が上がります。レース運びなどもそうですがレベルの高い中この海で漕ぐことは日本で漕いでいるパドラーで速くなりたい人には必ず必要だと思います。なのでそのようなパドラーはハワイでOC-1やOC-6を漕げるような環境作りが一番大切だと思います。
モロカイ前の調整レースは後2戦。楽しみです。
Paddle With Aloha,
Kenny
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