Sunday, May 26, 2013

Padobo Grand Prix



今週末で先月のOC-1 Molokai世界大会を終えて1ヶ月が過ぎました。

そして帰国してからSUPを週2で漕ぎ始めて一ヶ月。日本で一番大きいSUPのレースイベントと言われているPadobo Grand Prixに参戦してみました。

前回出場したSUP Race in HamanakoはSUPを漕ぎ始めて1週間と板がレースボードでなかったということで辛いレースとなりました。
TGIF PRO RACER
昨日のレースの為にC4 WatermanのToshさんがC4のレースボード "TGIF PRO RACER"という板を手配してくれました。この板が金曜日に届きレース前日に15分ほどしか乗れませんでしたが感覚は最高でした。うねりの反応もよく軽く漕いでも板が進む感覚。ただ自分が板に慣れてないのと技術が足りないのでうねりや船の引き波があるとバランスが難しく感じましたが慣れれば今まで乗った板の中でも最高だと思います。


レース当日はレース(6km)、ウェーブ、スラローム(スプリントレース)が開催されました。僕は今回はレースとメインイベントのスラロームに出場することになりました。

レース:
レースは6km。110人以上並んでの一斉スタートとなりました。スタートは浜で板を持ちホーンと同時に飛び込み漕ぎだす感じです。コースはブイを何回か回るコースレース。

スタートから一個目のブイまでは去年までOC-1モロカイソロで戦っていたTakujiさんと同着。彼は去年のモロカイソロが終わってからはSUPに焦点を置きトレーニングしているらしく今年のSUP Molokai2Oahuにも出場するそうです。

そこから調子がよくセカンドブイの手前までは気持ちよくトップで走れました。ただ周回ブイをターンしてからジェットスキーや撮影艇の引き波でバランスを崩し板から落ちてしまい1位には引き離され他2名に抜かれました。

前回と同じく2km地点までは8割ぐらいで気持ちよく漕げていたのですが恐らくそこからはスピードと漕ぎの感覚がどんどん落ちてしまいました。理由としてはSUPを2km以上続けて漕いだことがないからだと思います。最近練習するときはスラロームレースの為のターン練習ばかりでした。いくらOC-1やOC-6で週100km以上漕いでも乗り物が変わると進める感覚も違います。なので次のレースに向けて漕ぎを固めるためにも時間がある時に距離も漕ごうと思いました。

結局コースレースは5位という結果になりましたがトップ選手から1分の差だったので今後に繋がるレースとなりました。

スラローム:
ファイナルイベントのスラローム。各選手がヒート分けされヒートのトップ半分の選手がヒートアップできる種目です。浜からホーンが鳴ると走って沖100メートルにあるブイを周りインサイドのブイを周り再び沖のブイを回って最後は浜に向かってゴールするというM字コースでした。

予選ヒートはトラブルもありましたが順調に勝ち上がりファイナルに残ることができました。個人的にまだボードコントロールやターンが苦手だったので決勝に残れただけでも満足でした。

最後のヒートはスタートのランで出遅れ最初のターンは6位でターン。そこからインサイドのブイまでのダウンウィンドで二人抜き4位へつけました。最後のブイをターンして浜に向かっていい感じのうねりを掴み20メートル前に居た3位の選手をキャッチし最後は僅差でゴール。

個人的には苦手な種目でトップ③に入れたことは現時点では満足です。そしてコースレースよりも何があるか分からないこのスラロームレースの方がアドレナリンが上がり個人的にはかなり気に入りました。

色々とあり初めて一ヶ月のレースが終わりましたが自分が現時点でどれぐらいなのかは分かりました。そして今後どのように練習すればいいのかも分かりました。

今後もアウトリガーカヌーの合間にSUPの練習を入れていきたいと思います。SUPはとにかく楽しんでいければと思います!

SUPはアウトリガー漕ぐ人にとってもかなり手軽でいいキャッチの感覚の練習になるので皆さんも是非試してみてください。

板や搬送、全てを手配してくれたYakuさんとC4のToshさんにも感謝です。

そして僕が居ない間クラブの練習をまわしてくれた皆にも感謝!

Mahalo Nui!

Paddle with Aloha,
Kenny



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