Sunday, March 28, 2010

March 2-March25





ハワイ。子供のころから10回以上サーフィンや家族旅行のために行ったがパドリングのためでは今回が2回目。一昨年の夏に初めてせいやとアレックスとJim Fotiの家に行ってOC-1を漕ぎました。

それから1年半。今回の僕のトリップの目的はパドリングのレベルを上げることとだけでなく現地の人たちと仲良くなりパドリングの文化や日本とは違う生き方を学ぶために行きました。

今回行って思ったのはやっぱりハワイのパドラーたちはすごい。レースに出る人はパドリングをただ楽しむだけでなく本当に勝つためにトレーニングしている。KamanuのLukeや今回お世話になったEvanに聞くとみんな一週間8時間から14時間漕いでいるらしい。あっちの人もみんなしっかり働いているがLukeやKamanuのスタッフは朝5時半に起きて毎日1時間半は絶対漕いでいるらしい。

ハワイのマリーナで練習したりHawaii Kaiを散歩していると朝、日中、夕方と常にOC-1を漕いでいるパドラーを見かける。今回第一に感じたことは日本のパドラーとハワイのパドラーの違いは漕いでいる時間。僕も今まで授業、課題や仕事に追われて漕ぐ時間がないから仕方ないと言っていたがそれは言い訳にしかならないということに今回気づかされました。いくら忙しくても朝早くおきれば毎日1時間半は漕げるし夜走ったりしてトレーニングすることだって可能。この気持ちを忘れないでこれからは暖かくなるのハワイの人たちに負けないよう卒論で忙しくなるががんばって行きたいと思う。

ハワイのパドラーは練習量だけでなく荒れているコンディションで漕ぐのがうまい。後トップのパドラーはみんなフォームが統一している。こっちでは絶対漕がないような強風や高波の中であっちのパドラーはアップウィンドを漕いでダウンウィンドで下る練習をする。エバンに言われたのがいくら荒れていてもその時漕がないと技術やバランス、海に慣れることはできない。フラットでテクニックを磨くのも大切だがパドラーは荒れている中で前に進まないぐらいの向かい風の時にひたすらアップウィンドを漕いで下る練習をしないと速くなれない。僕のイメージではハワイのトップパドラーはOne Wayのダウンウィンドをひたすら漕いでいるんだろうと思っていたが実際違った。トレーニングの半分はフラットの中でスプリントやテクニックを磨き、その後の半分はアップウィンドを漕いでダウンウィンドを練習するという往復練習。これなら日本でもできるので練習して次回はもっといい成績を残せるようにがんばりたい。


ハワイにいる際アロハとは何なのかとすごく考えさせられました。日本では写真取るときにShakaやアロハと言う人たちが少なくもない中その意味をしる人は少ない。僕が今回ハワイに行って個人的に見つけたアロハの意味は自分の利益やプライドだけを考えず人をたすけたりすること。これはパドリングでもすごく大切だと思う。




ハワイのカヌークラブは体験会とかコミュニティーのパドラーたちを無料で乗せてあげている。僕も今回会員ではないのにOutrigger Canoe Clubの立派な施設を使わせていただいたりKamanuやJim Fotiから無料でOC-1を長期かしてもらっている。香港で知り合ってほとんど話しもしたこともなかったエバンとかおりさんが家に長期間泊まらせてくれたこと。こういう自分の利益を考えずに心からしてあげたいや貸してあげたいからしてあげる・助け合うというのがアロハの気持ちだと思う。いつも僕の父親から言われていたことにやっと今回気づいた気がする。日本の場合はレンラル料やいろいろとかかってしまうので少しでもハワイに近づければなーと思います。

今年は残念ながら4月中旬にあるPA'A Molokai Soloには出場できません。さすがにお金もないし卒論を書かなくてはいけないので。今回もソロにでるかハワイに3週間行くか迷いましたが今年は3週間行きハワイの海を体験してある程度ダウンウィンドのレベルをあげてから来年のMolokai Soloに出場しようと思います。また11月の香港のDragon Runというレースで結果を残してからMolokai Soloにでたいと思います。


今回のトリップの間ブログを見てくださった皆さんありがとうございます。今後も毎日ではないですが定期的にブログをアップしたいと思うのでよろしくお願いします!

長いブログを最後まで読んでくれた皆さんありがとう!!!


Paddle With Aloha,
Kenny

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